国内最大面積10万平米「あべのハルカス近鉄本店」概要発表

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 近鉄百貨店が、大阪の新ランドマーク「あべのハルカス」の中核施設としてリニューアルオープンする現「近鉄百貨店 阿倍野店」のリニューアル後の全体概要を発表した。同館は、建設中のタワー館部分を2013年夏に先行オープンし、建て替えに合わせて名称を「あべのハルカス近鉄本店」と変更することが決定。2014年春のグランドオープンに向けて、建て替え前の約1.3倍となる日本最大の営業面積10万平方メートルを設け、「百貨店」「専門店」「コミュニティ」を掛け合わせた新たな業態融合型百貨店「暮らしのランドマーク」としての店づくりを目指すという。

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 「あべのハルカス近鉄本店」は、2013年夏にタワー館を先行開業し、その後、現「近鉄百貨店 阿倍野店」部分は「ウイング館」として順次改装。2014年春の「あべのハルカス」誕生に合わせて地下2階から地上14階までの巨大な売場を完成させ、2014年春に全面開業を迎える。

 ターゲットはアクティブシニア女性層をはじめ、40代から50代のミセス層やOL層を中心に幅広く捉え、「お客様層や品揃えに偏りが生じ、本来の百貨店の姿からはかけ離れていた」(近鉄百貨店 代表取締役社長執行役員 飯田圭児)というこれまでの効率性重視の売場運営体制を刷新。高層ビルとして日本一となる高さ300mの「あべのハルカス」が生む話題性をはじめ、展望台やホテル、オフィス、美術館といった多彩な機能を持つビルの集客力で各施設と連携を図りながら新規顧客層の獲得を狙う。年間予想来店客数は建て替え前の1.5倍となる4,500万人。

 「あべのハルカス近鉄本店」は百貨店と専門店の面積を6:4の割合で構成し、「モノ」「コト」を融合させた新編集の売場づくりを導入する「フルターゲットストア化」を掲出。面積11,000平方メートルに42店舗、2,800席を揃える日本最大級のレストラン街「あべのハルカスダイニング」と、同規模の面積に100店舗が入る駅ビル型ファッションゾーン「あべのパッセ(仮称)」の2つの大規模専門店ゾーンを設ける。また、物販と非物販の面積構成比は7.5:2.5とし、買い物目的ではなくても立ち寄ることができる「時間消費型ストア化」を創出。駅上という立地を活かし、席数日本一を誇る1,000席のカフェを備えたターミナル利便性向上ゾーンの他、百貨店初となる本格的な屋上貸し菜園や都心百貨店初の屋外型こどもの遊び場、大阪の文化情報発信拠点「近鉄アート館」などの時間消費型エンターテインメントゾーンを設置する。

■あべのハルカス近鉄本店
 開業予定:2013年夏 タワー館開業
      2014年春 全館グランドオープン
 所在地:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
 営業フロア:地下2階〜14階
 営業面積:100,000?
 URL:http://www.abenoharukas-300.com/