(画像:「さくら荘のペットな彼女」公式webサイトより)
(C)鴨志田一/アスキー・メディアワークス/さくら荘製作委員会

<登場人物>
主人公 神田空太:普通の高校生 意に反して「さくら荘」の住人となる
ヒロイン 椎名ましろ:世界的に有名な天才画家

第5話「さくら荘のまじめな彼女」
ましろは、期末試験全教科0点という偉業を成し遂げ、今日追試を受けていた。

音楽家と美術家の追試は、本試験と同じ内容で事前に模範解答ももらっていた。芸術家は求められている物が違うため、試験は案外適当のようだ。

しかし、いくら模範解答を事前にもらっていても、そう簡単に全部理解できるわけではない。しかも、模範解答をもらったのは追試の前日、1日では暗記も難しいと思われた。

そして追試が終了し、出てきたましろが手にしていた物は。

5枚の答案用紙。全て100点だった。

本人曰く、模範解答を「絵」だと思えば、一度見ただけで暗記できるのだと言う。

真面目に勉強している全世界の人間にとって屈辱だと、空太は頭を抱えた。

・バイト少女
コンビニで、バイトをしている七海を見かけた。彼女は現在、寮費を滞納しており、今月も遅れたら親に連絡を入れる、と言われたのだそうだ。アルバイトを以前より増やし、働き詰めの毎日を送っている。

ゴミ袋を運んでいた七海は、突如めまいを起こし、その場に倒れそうになった。空太はあわてて、七海の体を支えた。

・親に知られるわけにはいかない。
公園で、空太はましろと一緒に、休憩がてら七海の話を聞いていた。

七海は声優学校を目指しているが、実は両親、とくに父親が反対しているのだと言う。生活費、寮費など全て自分で稼ぐ条件を引換に、一人暮らしを行いながら声優の勉強をする事を許されているのだ。

寮費を滞納しているなどとばれたら、自宅に連れ戻されてしまい、七海は夢を諦めなければならなくなる。そこで空太は言った。

「さくら荘に来たら?家賃安いし」

・ましろと空太の関係
さくら荘について七海が考えている目の前で、ましろは唐突に空太に問いかけた。

「空太、どうして名前で呼んでくれないの?ましろって呼んでって言ったのに。」

その言葉に驚きの声を上げる七海。誤解をするからやめてほしいと、空太はあわててましろを制止しようとするが。

「二人の時は呼んで。」

どういう事なの…!? 七海が顔を赤くしながら空太に詰め寄っている。

「眠いのよ。夕べ空太が寝かせてくれなかったから。空太、下手なのに何度もするから。」 

七海は、もはや悲鳴にも近い金切り声をあげている。

「朝までしたから体が痛いわ。」

朝までゲームをしていただけだと、七海に対して自らの潔白を訴える空太。

「仁とデートをしたとき、仁とラブホテルに入った。最終的には空太と泊まったけど。」

全てが誤解だった。しかしましろは、要所要所断片的にしか言わないので、余計に誤解を生んでいた。七海の表情を見ると、目が座っていた。

「誤解かどうか、この目で確かめる。」

かくして、七海はさくら荘に住む事となった。

クローズアップ
「これたたんで。」

夜。ましろは空太の部屋に入り、空太へ自分のパンツが大量に入ったカゴを手渡そうとした。これまでは、いつも空太にたたんでもらっていたのだ。

しかし、そこにあわてて七海が割って入った。男子にそんな事を頼んではいけないと。それを無視し、ましろはもう一度パンツの入ったカゴを空太に差し出した。

だが、ゲームの企画書を必死に仕上げている空太の邪魔になるからと、七海はパンツの入ったカゴを取り上げてしまった。

するとましろは、無言できびすを返し、呼び止める七海の声を無視し、部屋を出ていってしまった。

その後も、しばらく七海がましろに色々と教育を行う日々が続いた。

ようやくその姿が自然となり、やはり女子同士の方が仲良くできるのだと、空太は安心した。これまで自分が世話していた事を、今は女の子である七海が全てやってくれる。ましろは、もう空太に用はないはずだ。

空太が安心していたある日。空太がゲーム制作について思考を巡らせながらベッドで横になっていると、いつの間に部屋に入ってきていたのか、気がついたらましろがベッドの上に上がりこみ、空太の横に寝そべっていた。

勿論驚きのあまり声を出してしまう空太。今は七海という世話係がいるはずなのに、ましろは何故ここに来たのだろう…?

【記事:フェイトちゃん】

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