Gapが日本版オンラインストアに寄せる期待「新しいマーケットの形を創造したい」

写真拡大

 ギャップジャパンが、日本において「Gap」と「Banana Republic」のオンラインストアを10月に開設した。これに合わせて来日したGap Inc.アジア・オンライン担当シニアディレクターのIris Yen(アイリス・イェン)に、日本のオンライン市場に対する戦略や期待について聞いた。

Gapが日本版オンラインストアに寄せる期待の画像を拡大

 Gap Inc.が運営しているオンラインストアは米国最大規模。2011年のオンラインストアを含むダイレクト部門の売上高は15億ドルで全体の1割を上回り、成長を遂げている。日本進出のタイミングについてIris Yenは、「1995年にGapストア1号店を出店し成功している日本は、オンラインの分野でも新しい市場として見極めてきた。近年、日本のアパレル・オンライン市場が急速に成長しているというデータをもとに、チャンスがあると見込んだ」としており、「満を持して」の進出であることを説明した。リアル店舗とオンラインストアの両立や結びつきを重要に捉えているというGap Inc.の戦略として、「24時間オープンしているオンラインストアは買い物のアイディアの宝庫で、"プレ・ショッピング"の場。その場で購入するだけではなく、店舗に足を運ぶきっかけにもなっている」という「相乗効果」が日本でも当てはまると予想。Gapが出店していない地域だけではなく都心部の売上向上を見込んでおり、「新しいマーケットの形を創造していきたい」と話した。

 「Gap オンラインストア(gap.co.jp)」と「Banana Republic オンラインストア(bananarepublic.co.jp)」は、全国105店舗のGapストアと24店舗のBanana Republic ストアで販売されているのと同じアパレル製品やバッグなどの小物を、同価格で提供している。店舗と同様に日本専用のサイズ展開で国内配送、セールやキャンペーンを実施するなど、ローカライズされているのが特徴だ。Gap Inc.は、2014年までにダイレクト部門の売上高として20億ドルを目指しており、Iris Yenは「日本はアジアという意味で見ても重要なマーケット」とし大きな期待を寄せている。


■Gap オンラインストア:http://www.gap.co.jp/
■Banana Republic オンラインストア:http://www.bananarepublic.co.jp