途中交代の乾貴士に辛口評価…ドイツ紙「試合から完全に取り残されていた」

写真拡大

 ドイツ各紙が、ブンデスリーガ第10節の採点を発表した。
 レヴァークーゼンの日本代表MF細貝萌に対して(vsフォルトゥナ・デュッセルドルフ、3-2で勝利)『Kolner Stadt Anzeiger』は「3」をつけ、「これまで同様、この日本人選手はやや熱くなっているように見えたが、プレーは安定しておりミスも少なかった」と及第点をつけている。

 シュトゥットガルトの日本代表DF酒井高徳(vsドルトムント、0-0のドロー)に関しては、『Stuttgarter-Zeitung』が「3」と及第点。「まずまずの内容。開幕当初の疲れ切った状態から調子が上向きであることを示した」とフル出場の酒井高を評価した。

 フランクフルトの日本代表MF乾貴士は、先発出場を果たしたが57分に途中交代(vsグロイター・フュルト、1-1のドロー)。『Frankfurter Rundschau』は「Schwachelnd(不調)」と厳しい採点をし、「今回も良いところなし。試合から完全に取り残されており、取り上げるようなプレーもなし。27分には、決定的なバックパスで(ヒュルトに)同点となるゴールをあわやアシストしてしまうところだった」と辛口の評価をした。

[写真]=千葉格

【関連記事】
ドイツ紙、清武に「消えてしまう時間もあったが、チャンスには絡んでいた」
宇佐美にドイツ紙が高評価「宇佐美の存在がシャルケの中盤を落ち着かせなかった」
ドイツ紙が内田の初ゴールに「センターフォワードばりのゴールだった」
吉田がフル出場したサウサンプトン、完封負けで3連敗…李忠成は欠場
バルサのピケが遠征メンバー入り、チアゴは負傷後初めて練習再開