11月の金融政策、政治経済イベント〜海外で重要なイベントが相次ぐ月に

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11月は、海外で重要なイベントが相次ぎます。

最大の注目イベントである米大統領選挙の投開票が6日に行なわれます。

オバマ、ロムニー両候補者の支持率は拮抗しており、勝敗の行方は不透明な状況となっています。

ただし、どちらが勝っても、選挙結果が出ることで金融市場を取り巻く不透明感は後退すると考えられます。

中国では8日に、新しい指導体制や今後5年間の基本路線などを決定する共産党大会が開幕します。

新指導部によって「経済や金融の改革に前向き」な姿勢が示されるようであれば、中国のみならず世界の金融市場全体にとって追い風になるとみられます。

欧州では、8日にユーロ圏財務相臨時会合が行なわれ、ギリシャへの追加支援について話し合いが行なわれる予定です。

ギリシャ政府は、追加の支援を得る条件である財政赤字の削減目標を巡り、EU(欧州連合)やIMF(国際通貨基金)などと協議を続けており、合意が出来た場合には、12日に開かれるユーロ圏財務相会合および13日のEU財務相理事会で、ギリシャに対する金融支援が決定する見通しとなっています。

こうした一連のイベントを終えると、金融市場の関心は世界の景気動向に戻ると考えられ、特に、米経済指標への注目度が増すものとみられます。

足元の米国では、良好な住宅関連統計や、企業や個人の景況感の改善を示す経済指標が相次いで発表されています。

11月2日に発表された10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比17.1万人増となり、雇用が改善傾向にあることが示される結果となりました。

米国景気の回復期待が拡がっていくようであれば、金融市場ではリスク選好的な動きが強まるものと考えられます。

(※上記は過去のものおよび予定であり、将来を約束するものではありません。

)(2012年11月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。

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