スマホ対応に泣く企業が激増…。豆蔵HDがコンサル力を発揮!
米国のQE3(金融緩和政策第3弾)に日銀の金融緩和と“吉報”が続いたが、日経平均株価は9000円台回復後、また下げている。次に動くのは選挙後…ということで今のうちに仕込みたい厳選株をどうぞ!


?隠れたスマホ関連株〞が豆蔵ホールディングスの切り口。本業はソフト開発のコンサルティングだ。スマホの普及でネット販売のコンテンツ充実を急ぐ企業が増えているほか、商品管理や会社内での情報共有を目的とした企業単位でのスマホの一括導入が増えている。このとき必ずスマホ対応のシステム開発が必要だ。

豆蔵HDは経営破綻したエルピーダメモリ向けの取引があったため、株価の足を引っ張られていたが、影響が小さいことが判明し、株価のマイナス要因がひとつ解消した格好だ。

ソフト開発のコンサルは、円高抵抗力も強く株価が為替に振り回されにくいのも魅力。9月に株価6万円を抜けた際も利益確定売りが膨らまなかった。売り惜しみムードが出ている可能性が高い。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!

セントラルスポーツをはじめ、コナミ(9766)傘下のコナミスポーツ、ルネサンス(2378)、メガロス(2165)などのフィットネス&スポーツクラブの関連銘柄が軒並み上昇している。業界を取り巻く事業環境には中長期的に追い風が吹いている。そのポイントは大きく分けて3つある。

まず第一に、ここ数年で高齢化社会への認識が高まったこと。健康維持のために会員制フィットネスクラブへ、という流れが浸透しつつあった。そこにさらなる健康ブームが到来し、定着した感がある。昨今の市民マラソンの人気ぶりやヘルシー食材・飲料の拡大はその証左といえるだろう。さらに、今年は夏のオリンピックでさらにスポーツ=健康の意識が高まった。教育面では中学校のダンス授業必修化も拍車をかけた。

セントラルスポーツは、関東中心の会員制フィットネスクラブ専業で業界第2位。116の直営店舗を展開中だ。夏のロンドンオリンピックの効果もあり、スイミングスクールが好調。また、義務教育過程の中学校でのダンス授業必修化に伴い、幼児から小・中学生にダンスの基礎を教えるダンススクールを全国展開する計画だ。

今期予想売上高は微増ながら、経常利益は13%増と4期連続2ケタ増益の見込み。目標株価は、過去最高益の2006年の高値4160円から算出すると理論的には3200円台。現実的な中期目標は1650円とみる。

河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

『夕刊フジ』と『ネットマネー』の共同企画、推奨銘柄の上昇力を競う「株-1グランプリ」第1回で、みごと優勝。相場診断力と銘柄選定力は抜群!



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この記事は「WEBネットマネー2012年12月号」に掲載されたものです。