FXはじめまして 時間帯別で使い分けたいテクニカル指標はコレだ!
序盤はボックス相場圏、ロンドンで流れが明確化。
順張りを基本にトレンドフォロー系を使うべし!


為替市場は世界中で24時間開いている。そこで、市場ごとの特徴を押さえ、効果的なテクニカル指標を選べば、よりよいパフォーマンスが得られるはず。そこで、効果的なテクニカル指標の選び方を、テクニカルアナリストの向後はるみさんに聞いた。

まず、日本時間で一番早く開くのはウェリントン・シドニー市場。この時間帯は市場参加者が少なく、たいていの場合、値動きが小さい。次に開くのは東京・アジア市場。ここでは、仲値の決まる午前10時前にかけて、ドル買い・円売りが強まる。また、投資信託の外貨買いも活発化する。

「ウェリントン・シドニー市場では、ボックス相場で有効に機能するRSIやストキャスティクスなどのオシレータ系指標を使うといいでしょう。また、東京市場はメインプレーヤーの日本勢が逆張りを好むため、ボックス相場になりがちです。そこで、ボリンジャーバンドを、プラス2σシグマで売り、マイナス2σで買うという、逆張り的に使用することをお勧めします」

その後開くのが、ロンドン市場、ニューヨーク市場だ。両市場では、ヘッジファンドに代表される欧米勢の積極的な市場参加に加え、ドルストレートも活発化し、為替取引が最も盛り上がる。

「両市場については順張りが基本です。ボラティリティー(変動率)が上がりやすい市場ではトレンドに乗らない手はありません。MACDなどのトレンドフォロー系テクニカル指標も有効。また、ボリンジャーバンドで相場の勢いがわかるエクスパンションを確認後、利益を伸ばしたりする戦略もアリ」と向後さん。

ニューヨーク市場がクローズするのは、日本時間だと午前5時前後の朝方。寝不足にはくれぐれも注意!



向後はるみ(Harumi Kougo)
テクニカルアナリスト

FP認定テクニカルアナリスト。成功報酬型の投資助言や「最新株式掲示板」(有料)の管理人をしている。ヤフーファイナンスの株価予想や、ブログなどでも銘柄を公開。


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この記事は「WEBネットマネー2012年11月号」に掲載されたものです。