日本代表決定戦を制した市川美余 (C) フォート・キシモト

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11月にニュージランドで開催されるカーリングのパシフィック・アジア選手権に向けた日本代表決定戦最終日が26日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで行われた。

試合は、市川美余主将率いる中部電力が、元五輪代表でマリリンこと本橋麻里のLS北見を退け、日本代表をつかんだ。

「美しすぎるカーリング娘」「氷上の佐々木希」などと評される市川は、1989年6月28日生まれの23歳。7歳の時からカーリングを始め、05年の日本ジュニアカーリング選手権では優勝。08年に中部電力に入社し、現在は上田営業所に勤務しながら技を磨く日々だ。

昨年は、初代表として出場したパシフィックアジア選手権で最下位となり、日本カーリング協会から「実力不足」という烙印を押される屈辱も味わった。それでも、再起の一歩を踏み出した市川の目標は、もちろん2014年のソチ冬季五輪出場。ため息が出るほど美しい「美女カーラー」が、大きな目標に向かって前進した。

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