デザインとアートの祭典「TOKYO DESIGNERS WEEK2012」(主催:デザインアソシエーションNPO)が、明治神宮外苑絵画館前をメイン会場に本日開幕した。会期は11月5日(月)まで。
今年の開催テーマは、「Hello Design,Hello you」。これは業界というジャンルを飛び越え、ノンジャンルとして企業やクリエーター、学生などがそれぞれの感性をデザインやアートに表現しよう、という今年の「TOKYO DESIGNERS WEEK」の実験的な試みを表現したメッセージである。その中心となるのが「デザインテント展」で、企業やクリエーター、学生が、インテリアからプロダクト、ファッション、アートまでジャンルを越えたさまざまな製品・デザインを展開している。また恒例のコンテナ展でも、建築やメディア、ロボット、ファッションなどさまざまなジャンルのクリエーターが「2025年の東京」をテーマにインスターレーションを披露するなど、趣向を凝らした展示が華やかに行われている。一般メディアからの注目度も高く、会期初日にはニュース番組や情報番組などテレビ局の取材が多数駆けつけた。
その一方、全体的に若手クリエーターを中心とするアート的要素が強くなっていることから、ビジネス的な観点では賛否が分かれた。その中にあって、「デザインテント展」内のプロ作品展においては、デザインと実用性を兼ね備えた作品も見られた。例えばプロ作品展に連続して参加している町田ひろ子氏(町田ひろ子アカデミー代表)は、浴槽と一体化した介護用ベッド(ウエルケアベッド製)にデザインを施したプロトタイプを出品、「新しい介護の創造」というテーマを表現して注目を集めていた。なおこの介護ベッドの実物品は「ホームビル&インテリアWEEK」(11月14日〜16日)にて展示される予定である。