(画像:「さくら荘のペットな彼女」公式webサイトより)
(C)鴨志田一/アスキー・メディアワークス/さくら荘製作委員会

<登場人物>
主人公 神田空太:普通の高校生 意に反して「さくら荘」の住人となる
ヒロイン 椎名ましろ:世界的に有名な天才画家

「さくら荘を、出ていくの…?」

歩道橋。ましろは、目をまんまるくしながらこちらを見つめていた。空太は、さくら荘を出て行く決心を決めた事を、改めてましろに伝えたのだ。

「何故?」

そう聞いてくるが、空太はもともとさくら荘を出て行く事を決めていた。それが、ずっとずるずると引き伸ばしになっていただけだ。

しかし、そう自分に言い聞かせようとしていたが、理由がないわけではなかった。

さくら荘の住人は、様々な目的があり、そしてその道を歩んでいる。目の前のましろも、新人漫画賞の為に日々努力を続けていた。

だが、空太には自分が何をしたいのかすら見つかっていなかった。ここの皆といると、自分がおかしくなりそうだった。

ここを出ていく事が、自分の道を見出すための第一歩なのだと思った。

・毎日徹夜で一心不乱
あれからましろは、毎日徹夜で新人漫画賞の原稿に打ち込んでいた。

さくら荘を出ていくまでは、ましろの面倒を見る。空太はそう約束した。今日も徹夜明けで、机につっぷして寝ているましろ。空太が部屋の前においた差し入れも手付かずのままだ。

それほど、一心不乱に打ち込んでいるのだろう。

そして締切日当日。ましろの原稿は完成していた。

・七夕
一般荘への引越しへ向けて、荷造りも終えて一段落を終えた。
今日は七夕、さくら荘は七夕を楽しんでいた。雨は降ったが、短冊に願い事をつるし、それなりの七夕となったはずだ。

夜、ひと通り皆がはしゃぎ疲れた頃、ましろの元へ電話が入った。

電話の相手から何を告げられたのか、ましろはただ、「わかりました」とだけ答え、電話を切った。そしてふりむき、静かに言った。

「新人賞の選考、外れたって。」

・クローズアップ
学校。空太は、悩んでいた。ましろは、新人賞を落選。しかし、空太はさくら荘を出ていくための準備を着々と進めている。

あと2匹、猫の飼い主が見つかれば、思い残す事なくさくら荘を出ていく事ができる。

クラスメートの七海も、バイトを休んでまで空太の手伝いをしてくれていた。空太がさくら荘を出て行く手伝いを、彼女は必死に手伝ってくれていたのだ。

これで良かったはずだ。しかし、何故素直に喜べないのだろう。空太の心には、何かがひっかかっていた。

ましろは、短冊に願い事を吊るしていた。それには、「空太の願い事がかないますように」と記されていた。

空太の願い事とは、一体何なのだろう。そんな事を考えながら、空太は七海と一緒に下校していた。しかし、突如級車が急ブレーキをかけ、空太達の目の前に止まった。

高級車の主である女性はドアを開け、空太に車へ乗るよう促した。この女性は一体…?

空太はその後、ましろの願いを知る事となった。

【記事:フェイトちゃん】

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