東京デザイナーズウィーク開幕「伊藤若冲展」他デザイン・アートの12コンテンツ一挙公開

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 27年目を迎えたデザイン&アートの祭典「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012(東京デザイナーズウィーク 2012)」が10月30日、東京・青山の明治神宮外苑を会場に開幕した。今年は江戸時代の超絶技巧の絵師 伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)からインスパイアされた118作品を一堂に集めた「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」をはじめ、全12のコンテンツを展開。同展には建築やインテリア、プロダクトといった各方面で活躍する世界のクリエイターとともに、コシノヒロコや三原康裕、坂部三樹郎、廣川玉枝、山縣良和などの国内ファッションデザイナーも多数参加する。期間は11月5日まで。

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 「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」で開催中の「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」において、ファッション分野からは「伊藤若冲 郡鶏図カモフラージュ」と題して13羽の雄々しい鶏たちを戦う人間の姿として衣服に落とし込んだ「MIHARAYASUHIRO」のデザイナー三原康裕、空想の生物「白鳳」の羽根模様をデザインしたレースで身体を包み人物そのものを「白鳳」に見立てた「SOMARTA(ソマルタ)」の廣川玉枝などが参加。「MIKIO SAKABE」の坂部三樹郎と「Jenny Fax(ジェニーファックス)」のShueh Jen-Fang(シュエ・ジェンファン)がコラボレーションし、「伊藤若冲が生きていたら」と仮定して服をイメージした「若冲ファッション」や、「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2013 S/S(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京 2013 S/S)」のフィナーレを飾った「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」の山縣良和による「服の神」も出展する。その他、これまでの「学生展」からコンセプトを変え過去最多57校が参加する「学校作品展」、日本の代表的な建築家による「建築模型展」、企業やデザイナーによる「テント展」、 夜も楽しめるコンテンツとしてトークイベント「Hello Night」など幅広いコンテンツをそろえる。

 会期初日の30日に行われたプレス向けイベントで、デザインアソシエーションNPO理事長の川崎健二は今回のスローガン「Hello Design !」について、「デザインがスポーツや音楽のように身近な存在になってほしいという思いを込めた」とコメント。今後の展開については「20世紀型の展示会は今、出展者が減少し曲がり角に来ている。今年を分岐点に、来年度は展示会形式を辞めて"デザインフェス"にチェンジする」と話し、次回から「劇的に」コンテンツを変更する計画を発表。さらなるイベントの魅力強化を目指すという。次回開催は2013年10月26日から11月4日までの10日間が予定されている。

■TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
 会期 : 2012年10月30日(火)〜11月5日(月)
 時間 : 11:00〜21:00 ※最終日18:00まで、ハローナイト22:00 まで
 場所:東京都新宿区霞ヶ丘町 2-3 明治神宮外苑絵画館前
 URL:http://www.tdwa.com/