危険な韓国原発 月城1号機が今年4度目の故障

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韓国の慶尚北道慶州の月城原発1号機が29日午後9時39分、タービンの停止信号により発電を停止した。韓国水力原子力(韓水原)月城原発本部が30日、明らかにした。韓国では今年に入り原発のトラブルが多数発生しており、安全性への懸念が高まっている。

月城原発1号機は1982年11月に稼働を開始し、11月20日に寿命30年を迎える。慶州環境運動連合によると、月城原発1号機で発生した事故は計55件。2012年は今回を含めて4件発生した。1月の事故では冷却ポンプが故障、7月は電圧調節装置が不具合を起こし、9月は変圧器が故障した。

慶州環境運動連合は、「最近10年間の月城原発の事故記録を分析した結果、28件の事故のうち1号機が10件でもっとも多かった。特に、2次系統の事故が7件あり、設備の老朽化は明らかだ」と指摘した。

だが、11月20日に寿命を迎える月城原発1号機を、韓水原は稼働寿命をさらに10年延長する方向で検討している。

慶州環境運動連合は、「こういった状況にも関わらず、韓水原は1次系統の原子炉の圧力管だけを交換する方法で寿命の延長を試みている」「これほどの状態であれば、寿命延長はあきらめて廃炉にする方が正しい」と主張した。

韓国では10月だけでも、新古里原発1号、霊光原発5号機、蔚珍原発2号機がトラブルを起こしている。

参照:NEWS1
参照:聯合ニュース

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