ポール神田の世界は英語でつながっている! (7) 米国でパトカーに追いかけられ手錠をかけられた話

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■あなたはVISAを持っていますか? 初めて外国へ行った時の事を思い出してほしい。

誰しも、大なり小なり、いろんな失敗を繰り返していると思う。

最近では、ネットでいろんな情報が瞬時に調べられるのでそれほどトラブルも昔よりは多くはないが、それでも笑える話はいくらでもあるだろう。

とにかく、初めての海外旅行…いや、初めての海外への「一人旅」は、テレビ番組の「初めてのお使い」に近いものがあるのではないだろうか?ボクが初めてアメリカに行った時のことだ。

1984年の事だ。

飛行機も生まれて初めてだった…。

機内の中で 「Do you have VISA?」と聞かれて、元気よく「I have VISA.」といって、VISA CARDを提示した記憶がある。

きれいなスチュワーデスさん(当時はフライトアテンダントとは呼ばない)に、ニッコリと「No No Visa Card.」と言われた。

完全に笑い話のようだけど、VISAとは査証のことだった。

そして、ボクが出したVisaとはクレジットカードだった。

ジョークのようだけど、飛行機の機内販売でカードを使った直後に、VISAの事を聞かれると普通はクレジットカードの事かと思ってしまう。

■行動を起こしながらの「May I ?」 は最強のゴリ押し表現また、機内でシートを倒す時には、英語でなんていうんだろう? と思って、「Can I seat down OK?」なのか「If I possible sheet down OK?」なのかと延々と悩んでいたら、前の座席の外国人が、こちらの目を見て、ウインクしながら「May I ?」といいながら同時にシートを倒してきた!その瞬間、これだ!と気づいた。

英語では、いろいろ考えるよりも、身ぶり手ぶり、顔付き、そしてウインクでなんとかなってしまう事のほうが、衝撃的なシーンであった。

そう、行動を起こしながらの「May I ?」は、ほとんど有無を言わずにこちらのパターンに相手を巻き込める最強のゴリ押し表現なんだ!それ以降、商品の値段を値切るのも行動を起こしながらの「May I ?」を使う。

商品を手にとり、こちらのプライスを宣言して、カバンに入れようとする行動を起こしながらの「May I ?」は、買う意思を相手に明確に伝えることができる。

さらにウインクを併用することも重要だ。

これだけで価格は果てしなく弾力性を持つばかりか、面倒くさい値段交渉も楽しめるようになる。

特に、中東の国などでは、ユダヤ人の市場(スーク)では値段通りで、アラブ人のスークでは値段がない。

アラブ人のスークでの購買は、最初から交渉だったりするから、最初から値段交渉を楽しまないとホントに疲れきってしまう。

ボクが、最初にアメリカについた瞬間、タラップの階段を下りながら、空気がバターのにおいがしたことも今でも覚えている。

そして税関を抜けると、レーガン大統領のポスターがニッコリと迎えてくれた。

これはとってもいいサービスだと思った。

アメリカに来たことを実感できた20の時だった。

日本でこれをやると、毎年総理大臣が変わるので大変だ(笑)。

そういえばアメリカでも大統領のポスターが迎えてくれる空港は少なくなった。

これは初めての外国では感激するので、ぜひ空港で続けてもらいたい。

■国際運転免許証は何のためにあるんだ?さて、いざ海外でクルマを借りるとするといろいろと大変なことに出くわす。

そもそも、日本の免許を持っていて、わざわざ国際運転免許証を1年限りのものを取得するのに、写真1枚(縦5cm×横4cm)と国外運転免許証交付手数料(2,650円)を支払ったにもかかわらず、渡航先の交通ルールなんてガイドブックひとつないのは非常に問題だと思う。

これは不親切極まりない。

慣れない右ハンドルということもあるし、標識だってものすごく違うし、文化も違うからだ。