向後の7日株!:専門性がリピートの秘訣!先高感が強い産業翻訳の国内最大手株 (248X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

翻訳センター(2483)が今日の注目銘柄!

日系企業の海外展開加速を受け、英語圏以外の進出国での現地語対応などで需要を開拓する、産業翻訳の国内最大手の同社に注目します。9月13日発表の3カ年の中期経営計画では、最終年の2015年3月期の連結業績で売上高を100億円(12年3月期比81%増)、営業利益を7億円(同59%増)に引き上げる計画です。この意欲的な計画をポジティブに評価します。

ちなみに同社は、9月13日、13年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表しました。売上高は73億円(前回予想比21.6%増)、営業利益は5.2億円(同6.1%増)、経常利益は5.2億円(同6.1%増)、当期純利益は2.8億円(同7.6%増)に上方修正しました。

同社グループの翻訳事業の強みは、高い専門性にあります。とりわけ、新薬の申請や特許関連など専門性の高い翻訳に強いということです。参入障壁が高く、同業他社との競争による値崩れが少ないのが強みだそうです。

なお、同社への翻訳受注の7割程度がリピート客で、この高いリピート率の秘訣は、同社の約4600人の登録翻訳者のデータベースにあるとうことです。得意分野を特許、医薬、工業、金融の4つに分け、過去に手がけた案件が社名、内容まで瞬時に検索でき、顧客から持ち込まれる案件に応じ、最適な翻訳者を選ぶそうです。

ところで、9月3日、同社は通訳や翻訳者育成などを手がけるアイ・エス・エスを連結子会社にしました。主力の翻訳事業と関連性の高い事業を新たにグループ内に取り込み、領域を広げるためです。具体的には、アイ・エス・エスを取得することにより、同社は、通訳事業への本格的進出、語学系人材派遣/人材紹介事業の拡充が可能になるとともに、人材育成機関である語学教育事業を本格的に展開することが可能になります。

当面は5日移動平均線(26日現在、233400円)や、25日移動平均ベースのボリンジャーバンド+2σ(同、242550円)にサポートされた上昇トレンドを描き続ける展開を想定しています。ボリンジャーバンドは「エクスパンション」しており、先高観が非常に強いチャート形状です。なお、+2σを割り込むと、次の押し目メドは+1σ(同、211526円)です。仮に、ここまで押したなら、+1σと+2σとの間での「バンドウォーク」に移行すると考えています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。