一時期、デジタルフロンティアの一角は武器庫みたいになって、そこに別件で訪ねた監督が見て戦争でも始めるんですか、と言われたほどです。

あと押井さん(映画監督の押井守)からも一丁借りました」と、意外な繫がりが明かされた。

見どころについて神谷監督は、基礎になるアクションがほしいということで、ロシアの格闘技である”システマ”っぽい動きを取り入れたことを明かし、それについて小林プロデューサーは「システマっぽいロングのアクションシーンは『ダムネーション』ならではです。

ゲームではあれだけ長いアクションシーンはやれないですから」と本作ならではのアクションシーンについて自信を見せていた。

そして最後には、神谷監督が「この秋は実写版があり、ゲームが発売され”バイオ祭り”と勝手に読んでいますが、その勢いのままトリを飾るダムネーションを楽しんでいただけれと思います」、小林プロデューサーは「エンドロールで『バイオハザード6』のスペシャルムービーが流れます。

『バイオハザード6』をクリアした人はすでに見た映像かもしれませんが、まだプレイしていない人は、プレイしたくなる映像だと思います。

映画が終わっても席を立たずにエンドロールが終わるまで見てください」と話し、舞台あいさつを締めくくった。

『バイオハザード ダムネーション』新宿ピカデリーほかにて全国公開中。

(c)2012 カプコン/バイオハザードCG2製作委員会