最近のお料理教室のトレンドを聞いてきました



手軽に料理を習うことができる料理教室。以前は花嫁修業をする女性などが中心だったようですが、最近は男性の生徒さんも増えてきているようです。

今回は、渋谷にあるポケットキッチン渋谷料理教室の室長講師・大石智子さんに、最近の料理教室のトレンドを伺ってきました。







■変化する生徒さんの男女比率



――まず料理教室に通う生徒さんについてお聞きしたいのですが、男性の生徒さんというのは以前と比べて増えているのでしょうか?

男性の生徒さんは以前に比べて大きく増えました。男女比率にすると、1割〜2割くらいは男性ですね。



――料理教室といえば、やはり女性が通うものという印象があるので、2割というのはかなり多く感じる数値ですね。



そうですね。私もかなり多くなったと実感しています。



――男性の生徒さんが増えてきたのは何年くらい前からなんですか?



3〜4年くらい前から少しずつ男性が多くなりましたね。土日の講座なんかは男性だけになってしまいそうなくらい増えました。



――やはり料理のできる男性というのは世間でクローズアップされてきたことが、男性の生徒さんが多くなった要因なのでしょうか?



それもあると思いますが、趣味として料理を習うパターンの方が多いと思いますね。昔はもっと現実的な意味あいで料理を習う、例えば離婚して料理をしなくてはいけなくなった、子供のお弁当を作らないといけなくなった、というのもありましたが……。



――なるほど。いまは趣味として習う男性が増えてきているのですね。男性の生徒さんの年齢層というのは、どの年齢層が中心なんでしょうか?



教室の場所が渋谷という地域性もあるのか、年齢層というのはけっこうバラバラですね。一番下は高校生の生徒さんがいますし、上はもう定年を迎えた方など、本当に幅広いですね。その中で比較的多いのは30代後半から40代前半の層ですね。



――もっと年配の方が多いのかと思っていましたが、そうでもないのですね。



やはりそのくらいの年齢が時間にもお金にも余裕ができて、趣味でも始めようかな、となるのだと思います。



――男性は30代後半から40代前半の生徒さんが多いということですが、女性の生徒さんの年齢層はどれくらいが一番多いのでしょうか?



女性は30代前半の方が多いですね。



――それは以前と変わらずですか?



そうですね。女性の生徒さんは以前から30代前半が多かったですね。ただ最近は独身の方が多くなってきているのもあるのか、30代後半から40代前半の女性の方が「実は料理ができなくて……」といらっしゃるパターンもあります。渋谷という土地柄を考えると、ずいぶん年齢は上がってきたのかなとも思いますね。



■お惣菜や簡単メニューが人気



――ポケットキッチン渋谷料理教室さんでは、どういったメニューを教えているのですか?



毎日食べても飽きないような家庭料理や日本料理、あとは中華料理やカフェで出すようなメニューを教えています。



――その中でも人気なのはどういったものですか?



料理初心者の生徒さんに人気があるのは、やはり『毎日の家庭料理』というコースですね。毎日でも簡単に作ることのできる料理を学べますし、食材の取り扱いや保存方法なども教えるので人気です。



――簡単に作ることができるのは初心者にとってもうれしいですね。



あとは和食が根強い人気ですね。やはり日本人ですし、和食がいいという方は多いです。



――確かにある程度年齢を重ねるとさっぱりとした和食の方が好ましくなりますね(笑)。和食は体にもいいですし。



やっぱり旦那さんやお子さんには美味しくていいものを食べさせてあげたい、という考えの人も多くなりましたしね。



――『食育』という言葉もありますよね。



そうなんです。私たちは料理の作り方やちょっとしたコツを教えることでその手助けができればいいかな、と思います。



――そういった先生の気持ちがあるからこそ、生徒さんも美味しくて愛情たっぷりの料理が作れるようになるんですね!





お話を聞いたところ、包丁を持ったことのないくらいのレベルの初心者の方も習いにいらっしゃるようです。料理教室に行きたいけど、初心者だから恥ずかしいという人は、思い切って習いに行ってみるのもいいかもしれませんね。



(貫井康徳@dcp)