スイーツをすすめる係員と、立ち止まって一口頬張るランナー

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スポーツと食欲の秋を合体させたユニークなイベント「全国スイーツマラソンin千葉」(実行委など主催)が2012年10月21日、千葉市美浜区の稲毛海浜公園で開かれた。約3300人が秋晴れの下、ご褒美のスイーツをほおばりながら1周2キロのコースを周回した。

2010年11月に大阪で産声を上げたスイーツマラソンのモデルは、フランス・ボルドー地方で毎秋ブドウの収穫期に開催される「メドックマラソン」だ。エイドステーションでボルドー産のワインやチーズ、ハムなどがふるまわれるのにヒントを得て、スイーツマラソンのエイドステーションには一口サイズのスイーツがずらりと並ぶ。

バットマンやタイガーマスク、メイドに扮するランナーも

スイーツをすすめる係員と、立ち止まって一口頬張るランナー 今大会から導入された「給酢ポイント」

この日は、地元のスイーツ店などからの提供された一口サイズのクッキーやわらびもち、マシュマロ、バームクーヘンなどを含め、約300種類の和洋のスイーツを取り揃えた。個人競技の10キロ走、チーム(2〜10人)参加の「リレーマラソン」(42・195キロ)、男女混合即席チームによる「シャッフルマラソン」(42・195キロ)の参加者たちは、走る楽しみとともに、好物の甘味も味わおうと周回ごとにエイドステーション前で小休止。用意されていた約13万個のスイーツを嬉しそうに頬張った。

第10回の節目となった千葉大会からは新たに「給水ポイント」ならぬ「給酢ポイント」もお目見え。「酢は糖分と合わせて摂取することで疲労回復を手助けする効果がある」(主催者)とされ、りんご酢や黒酢にハチミツ、果汁などを加えたドリンクがランナーたちの渇いたのどを潤していた。30代の女性ランナーは「すっきりしていておいしい」と話していた。

参加者の中にはトナカイやバットマン、タイガーマスク、メイドなどに扮したランナーも多く、家族や友人らによる沿道からの声援もにぎやか。「(参加費の)元を取ろうとスイーツは全種類、食べたかな」(20代女性)、「仮装した人もいっぱいいて、大人の運動会みたいで楽しかった。スイーツもおいしかった」(30代男性)など、レース後の選手の表情には笑顔があふれていた。

全国スイーツマラソンは千葉大会の後、年内は11月に愛知、12月は東京、大阪で開催が予定されている。