フジテレビが無断撮影を開き直る?「黒子のバスケ」イベントに脅迫文が届いた報道で思わぬ余波

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人気スポーツ漫画「黒子のバスケ」の作者・藤巻忠俊氏の母校や出版社に脅迫文が届く事件が相次いでいる。

今月21日、フジテレビは脅迫文が届いていたことが判明した、同日開催の「黒子のバスケ」のイベント会場の様子を報じたが、22日に、この報道は「フジテレビによる無断撮影」だったとイベント主催者の「スタジオYOU」がツイッターで明かし、ネット掲示板やツイッターでは驚きの声があがっている。

24日、イベントの主催者は、フジテレビに対し無断撮影への抗議と、画像の削除を要求したやりとりを公式サイトに掲載した。

これによると、21日の12時頃、主催者はイベントの会場前で、取材を申し込んできたフジテレビの取材班と接触し、取材を断ったという。また、主催者は取材班を会場には入れていないとしている。

しかし、同日の20時20分頃、フジテレビ系のニュースでは、取材を断ったにも関わらず、会場の内部や参加者が報道されていたと判明。これを知った主催者側が、21時にフジテレビに抗議。フジテレビの担当者は「事件になっている。視聴者に注意喚起のため報道した。敷地外からの撮影なので、報道として間違っていない」と回答したという。

主催者とフジテレビのやりとりは平行線になり、一旦電話を切ったとしているが、21時40分頃、主催者はフジテレビと二回目の電話でのやりとりを行う。主催者は、厳重な警備を敷いた結果、イベントが無事に終わったのに、ニュースで取材を拒否したイベントをことさら取り上げる必要があるのかと抗議した。
フジ担当「今後事件にならないためにも報道した。理解して欲しい」
弊社広報「こちらは、会場、警察とともに協力して警備強化等、事件に対する対応を行った。参加者も手荷物検査にも文句ひとつ言わず協力してくれた。そして、イベントは無事終了した。ことさら報道する理由があるのか」
フジ担当「事件になっている。理解して欲しい」
弊社広報「弊社は取材、撮影を断っている。イベントも無事終了した。理解できない。フジテレビのサイト内(FNN)の画像も今すぐ削除して欲しい」
フジ担当「その件については、社で今から検討する」

さらに、主催者は、無断に撮影された参加者が映った画像の削除を、フジテレビに依頼する。

しかし、その依頼は断られることになってしまったようだ。21時52分にフジテレビの担当者から電話があり、三回目のやりとりを行う。
フジ担当「画像の削除はできない」
弊社広報「困る。削除を望んでいる」
フジ担当「報道としてはステップを踏んでいるし、間違っていない。参加者にもそのことを伝えてほしい」
弊社広報「取材、撮影を断っているのにステップ云々はおかしい。重ねて、削除の再検討をしてほしい。また、プライバシーの面からも報道姿勢に問題があると考える」

このように、フジテレビは、参加者の映った画像の削除を拒否。21時55分、ここで主催者は弁護士に相談したという。

ツイッターやネット掲示板では「これはひどい」「フジTVひどいよ…」「フジ隠し撮り開き直りか」「こういうことをするから不信感が募る」とフジテレビの行動を非難する声が殺到。また、フジテレビが参加者に直接画像が削除できない理由を伝えるのではなく、主催者に「参加者にそのことを伝えてほしい」と頼んだことにも疑問の声があがっているようだ。

また、フジテレビの取材方法をめぐって、「注意喚起のために取材するなら、参加者の姿を撮影する必要はないよな」「報道の自由とは言ってもプライバシーは保護されるべきだよな。同人誌即売会なんて行ってる事を知られたくない人は多いだろうし」と、取材対象に配慮し報道する必要性を指摘する声が多く見られた。

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