向後の7日株!:上方修正を追い風にダブルボトム形成か!?土木に強みの建設株 (171X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

ハザマ(1719)が今日の注目銘柄!

24日に13年3月期業績の上方修正を発表した同社に注目します。
同社は、ダムやトンネルなど土木に強みを持つ建設会社です。

13年3月第2四半期連結業績は、売上高は前回予想920億円から2.7%減の895億円へ下方修正しました。一方、営業利益は同23億円から50%増の34.5億円へ、経常利益は同17億円から61.8%増の27.5億円へ、純利益は同8億円から62.5%増の13億円へ、それぞれ上方修正しました。

売上高については、一部工事の進捗の遅れ等による完成工事高の減少により期初予想から若干減少したものの、利益面については、主に国内土木工事における採算性の向上等により、期初予想を上回る見込みです。なお、通期連結業績の見通しについては、11月9日の第2四半期決算発表時に公表される予定です。

ところで、同社は10月15日に放射性物質を含む焼却灰の容積を減らす技術を開発したと発表しました。焼却灰に振動を加えて締め固め、容積を3割程度減らせるとのことで、灰の飛散を防ぎながら保管スペースを抑えられる技術として、自治体などに提案していくそうです。

ちなみに、同社は13年4月1日を期日として安藤建設株式会社と合併することを予定しています。新社名は「安藤・間」。12年3月期の両社合計の連結売上高は約3500億円。ゼネコンでは戸田建設(1860)に次ぐ8位に浮上します。建築に強い安藤建設と土木に定評のあるハザマは重複が少ないため、規模拡大と収益力の向上ができる点が魅力です。

日足チャートをみると、一目均衡表の転換線(24日現在、163円)が強力にサポートとして機能しています。週足ベースでは、6月8日の週につけた安値150円と10月19日の週の安値152円を2点底として、ネックラインを6月29日の週の高値223円とした、「ダブルボトム」の形成確度が高まったとみています。よって、目先は、ネックラインの223円をトライする展開を想定しています。当然、ダブルボトムが完成すれば、さらに上値余地が広がるとみています。ただし、このシナリオの破綻は150円割れです。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。