3・11と安藤昌益の集いのポスター

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「3・11以後のいま、安藤昌益の思想を考える集い」が2012年11月4日13時から、東京電機大学・丹羽ホールで開かれる。安藤昌益の没後250年に加え、昌益の思想を発見した京都帝国大学文科大学初代学長・狩野亨吉の没後70年を記念するイベントだ。

ゲスト5人が原発再稼動やTPPなど講話

安藤昌益は江戸中期の医者で思想家。その著書「自然真営道」で徹底した平等思想に加え、人々の協働・共生を説いた昌益は、宇宙と人間の生成・生産活動を集約して表現した「直耕」を社会の根幹部分に位置づけた。昌益はこうした見地から、農業を人間の最も基本的な産業であり、労働であると訴え続けた。

昌益ゆかりの今回の記念イベントのゲストは、元福島県知事の佐藤栄佐久氏、ジャーナリスト外岡秀俊氏、法政大学教授の田中優子氏、JA長野厚生連佐久総合病院の色平哲郎氏、子どもが作る「弁当の日」提唱者の竹下和男氏の5人。

原発事故を契機に価値観の転換を迫られる今、昌益の思想をその手がかりの一つとして紹介する。原発事故の現状や食材の放射能汚染、TPP(環太平洋経済連携協定)などについても議論する。

主催は安藤昌益を考える会実行委員会で、呼びかけ人は池田香代子、加藤登紀子、鎌田慧、佐高信氏ら。入場料1000円(定員500人)。チケットの事前購入を呼びかけており、問い合わせは同実行委03・3738・7592(14時―17時)。