「人生における最良の瞬間は自分でも気づかないうちに過ぎ去ってしまう」ということで、そんな一瞬を撮り逃さずに写真に納めることができるのが「Memoto」。クリップで服やカバンに取り付けることのできる500万画素の小型カメラで、30秒ごとに自動的にシャッターが下り、カメラを構えることなしに写真を撮ることが可能、撮った写真はPCでの充電時に自動的にMemoto社のサーバにアップロードされます。GPSを内蔵しており場所や時間の記録もしているので、詳細を忘れてしまっても撮った日付で検索したり、逆に写真から場所を思い出したりということもでき、ライフログに最適な世界最小サイズのウェアラブルデジカメになっています。

Memoto
http://memoto.com/

Memoto Lifelogging Camera by Memoto — Kickstarter

こちらがMemoto。サイズは36mm×36mm×9mmで、現在決定しているカラーバリエーションはオレンジ・グレー・ホワイトの3色です。


クリップ式になっており、こんな感じでシャツやバッグなどにつけることが可能。


中にはGPSアンテナ、MPU、RAM、8GBのフラッシュメモリーが内蔵されています。カメラは500万画素、充電式で1度の充電で2日間の使用が可能。microUSBポートがついているためPCでも充電できます。


実際に使用している様子や使い方などは以下のムービーから見ることができます。

Memoto Pre-order Product Video on Vimeo


人生における最良の瞬間というのは、時に非常に単純で、自分でも気づかないうちに過ぎ去ってしまうこともあります。


小さな感動や……


日常での経験など。


Memotoはこのような日常の小さな瞬間を捉えることのできるデバイス。


カメラを構えることなく思い出を写真にし、記憶から抜け落ちてしまうことを防ぎます。


丸型のものなど、様々なデザイン案が出されました。


最終的に決定したデザインを3Dプリンターで出力してみると……


こんな感じに。シンプルで美しいデザインです。


36mm×36mm×9mmと非常にコンパクトで、持ち運びに便利な大きさ。


服につけて使用することが可能なので、カメラを意識することなく写真を撮影。


カメラは30秒ごとに自動的に撮影します。8GBのフラッシュメモリーを内蔵しているので、約4000枚の写真を撮ることが可能。一度の充電で丸2日間写真を撮り続けることができます。


手がふさがっていても写真をパシャリ。カメラを構えているうちに決定的瞬間を逃してしまう、ということもありません。


撮った写真はPCでの充電時に自動的にMemotoのサーバーにアップロードされ、ブラウザやスマートフォンのアプリを使って表示されます。


写真は自動的にまとめられ……


撮った日付ごとに見ることが可能。


「あのレストラン、どこだったっけ?」と思う事があっても……


GPSが内蔵してあり場所や時間を記録しているので探すのも簡単。


撮った写真はFacebookなどを使ってシェアすることもできます。


以下はアプリを使っている様子。


画面はこんな感じで表示される予定です。撮った写真は「友人と共有する」モードを選択するまでは撮った本人にしか見えないようになっています。なお、アプリはAndroidとiPhone向け。


Memotoは現在商品化のための出資を募っている最中。199ドル(約1万6000円)の出資によって商品を1つゲット可能で、送料は無料です。初期ロットの出荷は2013年の2月から開始される予定。


作っているのはMartin Källströmさんをはじめとするスウェーデンの起業家やエンジニアたち。


KickStarterで出資を募り始めてからわずか5時間で目標額達成、1日で次の目標である15万ドル達成という人気っぷりで、現在決定している3色に加え、投票によって新しいカラーも追加する予定です。今後さらに新しい目標額も定められるとのこと。


出資が15万ドルに達した喜びを表現するMemoto社のみなさん。


なお、締切りは日本時間で11月30日(金)20時です。



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