「おいしい店」の見極め方、料理誌編集長が教えます(後編)

写真拡大

出張や旅行などで訪れた知らない町。

「おいしいものでも食べたい」と思った時、口コミサイトを見るのも手だが、プロならではの経験則を参考にするという方法もある。

ここでは、料理誌編集長にこっそり教わった「失敗しない店選び」を紹介していこう。

前回はすし店や天ぷら、とんかつ店の見極め方について紹介した。

続く今回は、居酒屋選びのコツから。

居酒屋選びの注目点は「暖簾にあり」。

「居酒屋は経験上、布の暖簾より縄のれんの店のほうがハズレがない確率が高かった」という。

また、「縄のれんは伝統的なエアカーテンのような役割で、ドアを開けていても縄のれんがかかっていると、虫が入ってこないともいい、活気がある店では、ドアを開けて換気をするにも縄のれんは便利です」。

なるほど、人の出入りが激しい繁盛店ならばドアの開け閉めの回数も多くなるというわけで、そういった店が縄のれんの効果を知ってそれを選んでいる、ということだろうか。

いずれにしても、見分けのつけやすいポイントで素人しては助かる。

さて、次はこういう店はハズレが多く、選んではいけないというポイントもお伝えしておこう。

呼び込みしている。

繁盛店は絶対に呼び込みはしていない。

看板の破損している店。

店の入口の周辺の植木、植物が枯れていたり、手入れがされていない。

「看板や店の入り口の手入れがおろそかなのは、お客さんを迎える気持ちの欠如であり、そこから『おいしいものを作ろう』という気概は生まれてこないと思います」とのことだった。

店主の料理に対する意気込みというのは、店に入る前からわかるというのだ。

これらはあくまでも絶対的なものではないが、こういった目線で街中の飲食店を見ていくと、意外な発見があるかもしれない。