TOYO KITCHEN  http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/ino/coordinate.html#babylon_cd2

キッチンの選び方
みなさんは「キッチンの選び方」について考えたことはありますか。
家具や雑貨のデザインについては選ぶ自信のある方も、キッチンと言われると戸惑ってしまうかも知れません。キッチンは据付が必要な家具と設備工事を伴う機器で構成され複雑なため、選び難く感じる方が多いでしょう。このシリーズでは、キッチンを選ぶための知識とポイントを分かり易くお伝えしていきます。

 

 

 

Vol.8 設備機器の選択?

 

 

前回の水まわり関係の設備機器に続き、今回は火気関係の設備機器について考えていきたいと思います。

 

コンロ

まずコンロを選定する際に大きく分けてガスにするか電気(IHヒーターなど)にするかを検討する必要があります。

ガスの場合コンロ下にガス管が必要になりますし、電気の場合は電源(IHヒーターの場合200V)を設ける必要があるからです。

現状はガスを選択するものの将来的にIHにする可能性がある場合、事前にコンロ下にIHヒーター用の電源も設けておくと後からの設置が楽になります。

 

次に魚焼きグリルが必要か否かという点から考えてみます。

魚は毎日食べるのでグリルは絶対に必要という考えもあれば、フライパンやオーブンで調理するのでグリルは必要ないという考えもあります。

最近のグリルは魚焼きだけでなく、庫内が広いのでトーストやピザを焼いたり、ダッチオーブンが使えたりする機種もあります。


ダッチオーブンも使える魚焼きグリル付コンロの例 / Rinnai

http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro_delicia/gc_griller/griller_gril

 

魚焼きグリル付のコンロは国産メーカーが主でガス・IH共キャビネット幅600?におさまる規格になっています。3口が主流でトップのサイズは600?又は750?で選択できます。

魚焼きグリル無のコンロは輸入メーカーが主ですが、最近は魚焼きが必要ないというニーズに合わせて国産メーカーでも魚焼き無の機種が販売されています。形状も様々で、中には機器を選択し組み合わせることができるメーカーもあります。但し、魚焼きグリル付とは規格が異なりますので注意が必要です。


 

魚焼きグリル無3連コンロ、横長なので手前のスペースが広く並んでの作業が可能。上はガス、下はIHヒーター / Panasonic

http://sumai.panasonic.jp/kitchen/living-station/feature/02gasrange.html

http://sumai.panasonic.jp/kitchen/living-station/feature/01range.html

 

IHヒーターと高火力バーナーとバーベキューグリルを組み合わせた例。必要に応じて組替えが可能 / GAGGENAU 

http://www.gaggenau.co.jp/contents/product/cooktop/vario%20index.html

 

ちなみにこの魚焼きグリル有無の話は、オーブン関係を検討する際に必要になってきます。

 

オーブン関係

まず国産の魚焼きグリル付コンロを設置する場合は、ガス、IH共にコンロと同じメーカーのオーブンのみコンロ下に設置することが可能です。オーブンの容量は35L程度が一般的で大型だと45L程度になります。

ガスコンロの場合はガスオーブン単体か電子コンベック(ガスオーブン機能と電子レンジ機能備わった商品)を選ぶことができます。電子コンベックはオーブンとレンジの同時使用で料理の幅が広がったり、省スペース化できたりと大変便利ですが、オーブンと電子レンジが同時に使えない、電子レンジの位置としては低いなどの点も考慮する必要があります。

IHの場合は電気オーブン(200Vが主流)を設置することになります。

 

これとは別に主に輸入メーカーから電気オーブンや電子レンジ、電子レンジ付オーブン、スチームオーブンなどが販売されています。

魚焼きグリル無コンロの場合、メーカー問わずこれらをコンロ下に設置することが可能です。(配管スペース要確認)

またトールユニットに電気オーブン関係をビルトインすることもできます。見た目がスッキリしますし、アイレベルでの設置が可能なので熱いものを取出し易くなります。スペースさえ許せばとてもいいプランです。


スチームクッカーとエスプレッソマシンをトールユニットに組み込んだ例、アイレベルでの使用が可能 / Miele Japan

http://www.miele.co.jp/jp/domestic/products/cooking.htm

但しこれらの電気オーブンには機器を設置するためのキャビネットが必要になります。単体での設置はできませんので注意が必要です。

 

レンジフード

コンロ上部にはレンジフードの設置が必要になります。

使用する住宅の条件、コンロの機種などを確認の上、機器を選定する必要があります。

最近はシロッコファン型が主流です。

オープンキッチンの影響でリビングから見える位置にレンジフードが設置されるため、デザイン性のある機器が増えています。

素材はステンレスもしくはステンレス調のものが主流です。


デザインが美しい超薄型、オールステンレス仕上げレンジフードの例 / TOYO KITCHEN

http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/functions/rangehood.html

 

吊戸棚の面材を合わせることができる機種やお手入れがし易い機種、IH・ガスコンロとの連動型などもあります。


フィルターレス、かつ吊戸棚との面材合わせが可能なレンジフードの例 / TOTO

http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00019/suisui/zerofilter.htm

 

コンロが壁側に設置されているときは壁付け型、アイランドキッチン用の場合は天吊り型、ペニンシュラキッチンの場合は横壁取付け型の機種を選びます。


ペニンシュラキッチン用レンジフードの例 / TOYO KITCHEN

http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/functions/rangehood.html

 

 

次回はいよいよ最終回となります。

キッチンを選ぶ上でチェックすべきポイントはまだまだありますので、次回考えていきたいと思います。