J1の残り試合もいよいよあと5節。首位・広島と2位・仙台が勝ち点54で並走しているという優勝争いがまさに佳境。そんな折に、以下のツイートが反響を呼んだ。


・「ベガルタの有名なサポーター、戦術君。彼が亡くなったのは2002年10月22日のこと。最後に仙台の試合を見たのは、20日に行われた磐田戦だった。彼が七夕飾りに綴った願いは、『ベガルタが磐田や鹿島のように優勝争いするチームになりますように。』あれから10年、優勝争いしてるよ、戦術君。
( @ynwa_f10 さんより)


・「浦和戦観戦中。戦術君もきっと応援していると思う。」 ( @blues55555 さんより)

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伝説のベガルタ仙台有名サポーター「戦術君」が亡くなって、今日でちょうど10年。万感胸に迫るものがある。


Jリーグは創設20年目を迎え、まだまだ歴史が浅いとはよく言われるが、とんでもない。ひとりのサポーターの遺志がしっかりと語り継がれている歴史が存在するではないか。


もし「戦術君」のことを知らない方は、是非グーグル検索していただきたい。一途で、純粋な応援姿勢が、大勢のサポーター仲間に愛され親しまれていたことがわかる。彼の応援ポリシーは10年経った今でも十分通じ、サポーターの鏡となるものかもしれない。



戦術君の応援信念

常に前向きな応援をする。

サポーターが頑張れば、選手に絶対気持ちは届く。

決して選手に対してマイナスになるような事は言わない。

最後の最後まで諦めてはいけない。

試合には勝たなくてはいけない。

目標は絶対に優勝。



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方法は違っても最後にそこにたどり着ければいい
という意味の応援ボード。



<参考>戦術君フラッシュ動画 


※本記事は、あくまで故人をしのぶものであり、「感動の押し売り」や「美談」にする意図はございません。



おわり