リアルではあり得ない!ゲイだらけの笑えるBL世界

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BL(ボーイズ・ラブ)の世界は、攻め(男役)と受け(女役)が織りなす男同士の恋愛を描いたジャンルです。そのため、作品には女性キャラクターが登場することはほとんどなく、もはや男が男を好きになるのが当たり前と言わんばかりの展開が多く見受けられます。
そこで今回は、リアルでは絶対にあり得ないBLの笑える設定、シチュエーションを読者の声をもとにご紹介したいと思います。

ゲイだらけのBL世界

奇抜な設定が多いBLですが、そんなあり得ないシチュエーションに萌えるのが真の腐女子。こんな設定に驚いているようでは、あなたはまだBLの世界を理解しているとは言えませんよ。

●その1:男四人兄弟全員ゲイ

「幼いころに不慮の事故で両親を亡くしてから、兄弟で力を合わせて暮らしてきた、という設定はよく目にします。それだけでも、『ちゃんと生活していけるの?』と思いますが、長男は高校生、次男はまだ小学生、という未熟な年齢だと、なおさら不安に。ましてや、兄弟で弟と兄を取り合うような、4人兄弟まとめてゲイという近親相愛の設定だと、兄弟の血筋が確実に途絶えるけどいいの?(笑)」(27歳/販売)


●その2:金持ち全寮制男子校

「頭もよくて、お金持ちじゃないと入れない、全寮制の男子校。そんな学校滅多にないだろ、というツッコミが入りそうですが、これはBLの世界ではお決まりの設定。なかでも、”学校一美少年”といわれている子が決まって“総受け”になって、『あいつ、女みたいにかわいいよな……』と学校中の男子生徒たちから狙われるのはセオリーです。でも、いくらこんな男子校にかわいい美少年がいたとしても、リアルでゲイに走ることはそうないと思いますが……」(28歳/小売)


●その3:アラブの石油王と日本人カップル

「なんで、アラブの石油王なのか。金持ちの設定ならほかにもありそうなものですが、意外とアラブの石油王が“攻め”になるBLって多いんですよ。普通にサラリーマンをしている一般男性が、石油王と知り合いになれる機会はまずないでしょうが、そんなあり得ないシチュエーションを楽しむのがBLの醍醐味ですよね」(31歳/IT)


●その4:登場人物が全員男同士で恋に落ちる

「女性キャラが滅多に出てこないBLですが、“攻め”あるいは“受け”の妹役として、たまに女性が出てくることもあるんです。で、その女性を狙っているふたりの男性が、なぜかお互いのことが気になりだして、挙句の果てにはセックスして結ばれる。たとえ女好きのノンケでも、そこに男がいればくっつくのが、いかにもBLって感じです」(29歳/福祉)


●その5:攻めが財閥の御曹司でオレ様系男子

「親が有名な財閥の会長で、“攻め”キャラが超豪邸に住んでいる、というのはよくある設定。さらに、“受け”キャラが不幸なことに親の借金を肩代わりさせられて、“攻め”が“受け”を借金代わりに引き取るなんてのもお決まりのパターンです。もとより、借金の返済方法は、攻めの奴隷になって体を売ること。何十回と犯す、犯されるセックスをしているにもかかわらず、不思議とお互いのことが好きになるのも、BLではよくあること」(30歳/飲食)


●その6:オヤジ受けの美少年攻め

「有名会社のオジサン社長が、大学生のイケメンと絡む話はいっぱいありますが、オヤジ受けが好きな私は、若いイケメンに無理矢理オジサンが犯されているくらいが丁度萌えます。『バイトに入ったときから、俺はあんたをこうやって犯したかったんだ』みたいなセリフは、まさにツボですね(笑)」(26歳/保険)


あり得ない設定が萌えを加速させる!

4人兄弟全員ゲイ、金持ち全寮制男子校、アラブの石油王……と、現実には絶対にあり得ない設定だからこそ、そこで展開される男同士の恋とはどんなものなのか見てみたい。それが腐女子の深層心理です。

そんなあり得ないシチュエーションに萌えを感じることができたら、あなたはまた一歩、BL世界の魅力にハマったと言えるでしょう。


Written by 柚木深つばさ
Photo byLee Pancake