今月16日、週刊朝日の緊急連載(同誌より)でノンフィクション作家・佐野眞一氏による、橋下徹大阪市長の出自を書いた「ハシシタ 奴の本性」が掲載に至った。

すると、17日に会見を開いた橋下徹大阪市長は、血脈主義、身分制度につながる危険性があると猛反発、「同和地区を特定するような表現など、不適切な記述が複数ある」と指摘し、同誌・編集長の謝罪が発表されるなど波紋が広がっている。

今回の問題は、橋下氏に関心の高い韓国でも報じられ、ネットでは様々な反応が見られている。

韓国の報道は、「日本の前近代社会の身分制度の中で最も差別されていた少数集団」として被差別部落問題を紹介し、同記事で実父・之峯氏が、いわゆる被差別部落出身者であり、橋下氏のルーツであることは、日本でも公然と知られていると伝えたが、多くのメディアは、こうした報道と平行し、母親の下で育てられた橋下氏が、早稲田大学経済学科を卒業後、弁護士を経て政治家になった経歴にも注目しているようだ。

一連の報道を受け、韓国のネット掲示板では、「自分は橋下のことをよく思っている。日本にとっては救世主のような存在」「橋下は身分制云々言っているが、そもそも橋下が好きなのは日本の天皇だろう」「日本は、21世紀なのにこんな差別がまだ存在するのか」「知る権利の美名でこういう報道をする日本の言論は間違っている」といったコメントが寄せられた。

参照:聯合ニュース

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