カプサイシンが摂れる料理の代表格「キムチ鍋」

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90年代後半に女子高生を中心に一大ブームとなったカプサイシン。ダイエット効果があるのではとカプサイシンを豊富に含む唐辛子を持ち歩く女子高生が話題になった。そんなカプサイシンに、メディアにも多数出演する管理栄養士の浅野まみこさんが再び注目!美肌を目指すために、「唐辛子を使ったメニューのキムチ鍋など、食事からカプサイシンを摂って、肌のシミやくすみ、ニキビや吹き出物の悩みを改善しましょう」とアドバイスする。

【写真を見る】手軽にアレンジ鍋も楽しめる!料理お助けアイテム「エバラ キムチ鍋の素 300ml」

肌に悩みはある?今回、エバラ食品の行った調査で、20代から50代までの女性400人にこの質問をしたところ、約8割が「悩んでいる」と回答。悩みの内容については、20代から30代までの若い世代の多くが「毛穴」や「ニキビ・吹き出物」と回答し、40代から50代まででは、半数以上が「シミ」や「たるみ」「シワ」と回答した。管理栄養士の浅野まみこさんは、それらの悩みを解決するには、「代謝を上げることが大切」だとアドバイス。「特に、美肌効果が期待できるカプサイシンに注目してみてください」と話す。

食べた物からエネルギーを生み出し、身体を動かすためにエネルギーを使うことを“エネルギー代謝”といい、こうした代謝活動で古くなり、老廃物となった細胞が新しい細胞に生まれ変わることを“新陳代謝”というが、「美肌になるために必要なのは、エネルギー代謝と新陳代謝を活性化させることです」と浅野さん。「代謝を上げることで肌が生まれ変わり、日焼けなどでできた肌のシミやくすみを軽減させることができますし、老廃物がきちんと排泄されるようになるので、ニキビや吹き出物といったトラブルの改善にもつながります」と、代謝の重要性を呼びかけている。さらに、水分やコラーゲンを保持する力が改善されるため、乾燥やシワ、たるみのケアにも効果が期待できるのだとか。上述のアンケートで多くの人が悩みとして挙げた問題は、代謝の活性化で一気にクリアできそうだ。

これらの話を踏まえて、浅野さんが勧めるのは、代謝アップを助けるカプサイシンが含まれた「キムチ鍋」を食べること。食べると辛さによってホットな感覚が起きて汗をかき、新陳代謝がアップ。皮膚血管が拡張することで血流が良くなり、血色も良くなるなど、美肌になるための要素が大いに盛り込まれているのだ。浅野さんは「継続して摂取することで代謝が上がって、肌のシミやくすみを軽減し、ニキビや吹き出物も改善すると考えられます」とコメントする。

また、キムチ鍋には、カプサイシン以外にも、健康効果や美肌効果を高める食材が多く入っているところがポイント。代謝に欠かせないビタミンB1が豊富な豚肉や、中性脂肪低下作用のあるアリシンが含まれたネギやニラ、便秘解消のための食物繊維が豊富に含まれた白菜、女性ホルモンに似た働きをするといわれている大豆イソフラボンが含まれた豆腐など、美肌に嬉しい食材が詰まっているのだ。

さらに、貧血改善に役立つ鉄分豊富な牛肉や、タンパク質&カルシウムが豊富なチーズ、滋養強壮に良いとされる牡蠣などを鍋に入れてアレンジすれば、さらに美肌効果は上昇。「キムチ鍋を手軽にアレンジしたい」という人には、“キムチ鍋のパイオニア”として知られるエバラ食品から、リニューアルされた「エバラ キムチ鍋の素(300ml)」(294円)や、とんこつスープ仕立ての新商品「エバラ キムチ鍋の素 まろやか(300ml)」(294円)なども発売されているので、これらをうまく取り入れながら、熱々の美味しいキムチ鍋を作って、楽しく美肌美人を目指してみては?【東京ウォーカー】

※カプサイシンを摂り過ぎると胃を痛める原因となる場合もありますので、無理なく、おいしく食べられる範囲がおすすめです