TSIホールディングスが、子会社 東京スタイルの4ブランド、不採算店舗297店を閉鎖すると発表した。2012年〜2014年度中期経営計画のコスト改造改革として打ち出し、販管費の抜本的な改善による削減効果や人員体制の効率化、広告宣伝費の切り下げを通じて2013年2月期は13億4,300万円を削減。2014年2月期以降は、29億5,800万円の販管費削減を見込んでいる。

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 コスト改造改革として閉鎖が決定したのは「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS(ケイタ マルヤマ トウキョウ パリス)」と「BISTY(ビスティー)」、「Plidoul(プリドール)」、「Mydol(マイドル)」の4ブランド。グループ全体で、低収益ブランドについては撤退の判断も含め再構築を検討し、成長余力のあるブランドに投資を集中させるという。収益力の拡大を狙い、前期比139.8%増の「nano・universe(ナノ・ユニバース)」や107.8%増の「NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティーベーシック)」などの大型ブランドに積極的に投資を実施。2013年春夏シーズンからデビューのカジュアルスタイル提案型のストア業態「Planet Blue」も新たに展開をスタートするなど、新規事業の開発にも取り組む。投資有価証券や遊休資産については積極的に売却を進め、本業の成長戦略加速のための手元資金の確保、借入金の返済原資に充てるとしている。

 また、グループ経営力強化を目的に、子会社の東京スタイルとサンエー・インターナショナルそれぞれにに存在した人事部門と経理部門、総務部門、システム部門を管理本部に集約。TSIホールディングスの営業本部内に、店舗開発部とWeb戦略事業準備室も新設し、全社の機能を集約する。