「ジュゼッペ・ロッシは以前より強くなって戻る」。代理人のフェデリコ・パストレッロ氏は、2度の重傷で1年以上ピッチから離れているビジャレアルのストライカーについて、こう話している。同代理人は『Gr Parlamento』で、次のように続けた。

「本当にひどいショックだった。最初のケガがひどかったね。じん帯というのはショックだよ。5、6カ月は離脱となるんだから。そこからさらに、復帰の1週間前に新たなアクシデントがあった。本当につらいことで、ジュゼッペが今やっているように、気迫とスピリットでこれに立ち迎える人はわずかしかいないだろう」

「10年以上前から彼を知っているから、私は一切疑わなかった。彼には違いをつくり、控え目ながらリーダーとなるための強い性格があるんだ。以前より強くなり、最高のレベルで戻ってくると確信しているよ。2度目の手術はうまくいった。100%の回復が認められる。待たなければいけないが、一日ずつだと彼にも言ったよ。3月、シーズン終盤に向けて復帰できることを願おう」

2007年からビジャレアルに在籍するG・ロッシの今後は、確実にビッグクラブとなるだろう。有利と見られているのは、インテルだ。

「そうだと思う。彼はインテルや、イタリアのあらゆるトップクラブにとって役立つ選手だ。技術的な戦力、相手への危険度を上げることができる。若くて経験ある指揮官を擁したインテルの、若さを重視した新しいプロジェクトは魅力的だね」

「G・ロッシにとって、インテルは可能性ある選択肢だ。彼と(アンドレア・)ストラマッチョーニ監督は知り合いではないと思う。でも、イタリアやほかの国であり得るさまざまな解決策について、我々はかなり話してきた。ジュゼッペとしても、このインテルのプロジェクトへの賛辞は否定できないとしている。インテルはより若く、よりコストのかからないチームで、だが高い位置にとどまろうとしている。その意味では、ストラマッチョーニに少しシンパシーを感じるね」