防災ラジオライト『グラピカ』(フォースメディア)。

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地震、津波、火事など災害は突然やってくる。そこでいざというときの備えが大事になるわけだが、やはり懐中電灯とラジオは必須だろう。で、それらを合体させた製品を最近よく見かけるのだが、なんと緊急警報放送、緊急地震速報が流れると自動で起動してライトが点き、音で知らせるというアイテムがある。これはちょっと気になるので詳しく見てみたい。

防災ラジオライト『グラピカ』(フォースメディア)という製品がそれで、名前の通り地震警報などに反応してLEDが点灯する仕組み。懐中電灯のライトのほかにランタンとしても使えるライトが本体側面に搭載されているので、首から下げたときにも周囲を明るく照らせる。

さらに、暗闇でも目立つ夜光塗料が本体に塗ってあるので暗闇の中でも目立つ。各操作系を表示する液晶画面もバックライト付きなので暗闇でも視認できる。電源は内蔵リチウムイオン充電池で、LEDライト連続点灯時間は約14時間、ラジオ連続動作時間は約6時間。また、手回し充電機能で1分間(約120〜150回転)でライト照明38分、ラジオ8分が使用可能だ。

ところで、ラジオの緊急警報放送に反応して起動し、ラジオとLEDが点くという仕組みはどのような技術で実現したのか。フォースメディアさんに聞いてみた。
「緊急地震速報、緊急警報放送検出専用デバイス(IC)によって、通常のラジオ番組と警報を識別し、警報信号受信時のみ自動的に動作する制御を行なっています」
なるほど、ICチップで信号を検出しているのですね。

携帯電話等への充電が可能な出力端子があるので、何かと電気をたくさん消費するスマホの強い味方になってくれるのもうれしい。多機能で便利そうである。一方、明るい高輝度白色LED搭載とあり、具体的にどのくらい暗闇の中で先を見通せるのかが不明なのがちょっと残念。実際使って試してみるしかない。

「備えあれば憂いなし」という古いことわざ通り、的確な情報と明かりの確保はいつの時代も大事である。
(羽石竜示)