新人が仕事のチャンスを得るための3つの方法

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 10月1日に内定式も終わり、未来の同僚たちと顔を合わせて、「来年4月からやってやるぞ!」とモチベーションが高まっている学生も多いはず。しかし、そうは問屋が卸さないのが、ビジネスの世界。どんなに能力の高い学生でも、必ず失敗や挫折は待ち受けているものです。

 では、どうしたら圧倒的に高いパフォーマンスを残せるビジネスパーソンになることができるのでしょうか。まず、間違いなく大事なことは、新人のときにスタートダッシュを決めること。そうすることで、若いうちからチャンスを与えられるようになります。
 『伝説の新人』(集英社/刊)は、若手の育成に熱意を注ぐ小宮謙一さんと紫垣樹郎さんが執筆した、社内で伝説的なパフォーマンスを残せるようになるための指南書。ここでは、本書の中からスタートダッシュを決めるための方法をご紹介しましょう。

■まずは手を挙げてバッターボックスに立つ
 真っ白な状態で入社する新人は、知識もなく経験もありません。だから、チャンスがたまたま回ってきても、手を挙げにくいのではないでしょうか。
 しかし、よく考えてみてください。新人の特権、それは何度でも失敗できることです。真っ白な状態なわけですから「失敗するのが当たり前」ですから、先輩たちも多少のミスには目を瞑ってくれるはずです。皆が敬遠する要望の多いクライアントの仕事、部会の幹事、課のニュースレターの発行、飲み会のお店探し……。なんでもいいのです。まずは挑戦してみて学んでいく。そういった姿勢が、次のチャンスにつながっていくのです。

■本気で成功を目指すなら3年集中せよ
 「1万時間の法則」を知っているでしょうか。これは、プロとして世界レベルに達する人は、例外なく1万時間の訓練期間があったというものです。1万時間とは1日3時間で約10年、1日6時間で5年、そして10時間で3年という計算となります。
 仕事はだいたい1日に10時間ほど、となると3年間で1万円時間に到達します。「石の上にも3年」とはよく言うものですが、どんなことも1日10時間を3年間、集中してやりぬくことで、プロとして生き抜く力を身につけることができることになります。また、もちろん土日も、常にアンテナを張っておくこと。どこにアイデアの種が落ちているのか、分かりませんから。

■チャンススパイラルにいち早く乗る
 もしあなたが上司であれば、どんな人にチャンスを与えたいと思いますか? 1年目、2年目ではまだどんなヤツかも把握しきれていない。人数が多い会社であれば、どんな新人がいるかも分からない。
 となれば、やはり手をあげる「目立つ」人になりますし、自ら成長しようとする姿勢を見せるモチベーションの高い人が目につくはずです。そして何よりも大切なのは、チャンスをつかみ、少しでも良い仕事をした人に、また次のチャンスがめぐってきやすくなるということ。それを著者たちは「チャンススパイラル」と呼んでいます。
 成長の加速度が速い20代の頃にチャンススパイラルにいち早く乗り、頭ひとつ抜けることで、「伝説の新人」に近付くことができるのです。

 入社し、すぐ全ての仕事をきちんとこなせる新人はそういません。だからこそ、上司や先輩の後について必死に学び、できることならなんでもするという姿勢を見せることで、だんだんとチャンスが増えていくはずです。
 とにかくまずはチャンスをつかみ、そのスパイラルに乗ること。後々、会社内で名を残すようなビジネスパーソンになるためには、スマートさではなく貪欲さを剥き出しにしていくべきでしょう。
 どんな新人でも、もがく時があるはず。そんなときに、この3つの方法を思い出してみてください。
(新刊JP編集部)