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 突然ですがクイズです。スイーツの本場でスイーツを食べ慣れたフランス人が思わず、「外はパリっとしていて、中はふんわり。子どもの頃にフランスで食べたkinder bueno(キンダーブエノ)に似た味で、ワインにも合いそう」と感想を漏らした日本の定番お菓子は何でしょうか?

 答えはロッテの「チョコパイ」。プロのパティシエや主婦、女子大生や元CAなど、幅広い層のスイーツ好き30人を対象に行われた試食会に参加したフランス人女性が語ったもの。

 試食会は10月15日、2013年に発売30周年を迎えるロッテのチョコパイのリニューアルを記念して都内で開催されました。従来のチョコパイとの違いを体感してもらうため、商品名を伏せたうえに、ゲストに目隠しをして実施。これまで、「ワインに合う」なんてイメージがあまりなかったチョコパイですが、情報を遮断して味そのものに注目してもらった結果、そんな意外な感想が飛び出したのです。

 チョコパイは8月21日に、「今年、新しい魔法をかけました」というキャッチコピーのもと、発売以来初めてとなる大幅な品質のリニューアル。チョコレート感をアップしたほか、スポンジの水分量を増やし、ケーキに含まれる油脂も改良されました。そうすることで「生ケーキに近いしっとり感」と「しっかりした歯ごたえのチョコレート感」の組み合わせを実現しました。

 特別ゲストとして登場したパティシエの鎧塚俊彦さんも、イベント前にリニューアルしたチョコパイを試食した際「ずいぶん、品質を変えたんですね」とのコメント。著書に、自身のパティシエ人生を振り返った『職人力!』がある鎧塚さんは、「口どけ感が上がって、生ケーキにどんどん近づいている。1箱6個入りで300円だから、1個あたり50円という価格で出せてしまうのはパティシエにとって脅威ですね」と、ロッテの「職人力」に驚いた様子。

 また、妻の川島なお美さんも「まずシャンパンにはテッパン。幅広いワインに合う」との感想。その指摘通り、「チョコレートケーキに合う定番ワイン」として、南フランスには「バニュルス」というワインがありますが、冒頭のフランス人女性や川島さんの「ワインにも合う」なんて意見は、鎧塚さんも言うように、チョコパイがフランスの生ケーキにどんどん近づいている証拠なのかもしれません。





『職人力! トシ・ヨロイヅカのパティシエ哲学』
 著者:鎧塚俊彦
 出版社:朝日新聞出版
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