キューバの3選手が試合前日に亡命、残されたチームは控えなしの11人でW杯予選戦う
FIFA(国際サッカー連盟)は14日、声明を発表し、12日に行われたブラジル・ワールドカップ出場権を懸けた北中米・カリブ海予選の第3次予選、カナダ対キューバの試合前に行方不明になっていたキューバ代表3選手の亡命を確認したと発表した。『ESPN』が報じている。
3選手を失ったキューバは控えのメンバー不在でカナダ戦に臨んだが、0−3で完敗。すでに予選敗退が決まっていたキューバだったが、これで5戦5敗となってしまった。
キューバ代表のアレクサンダー・ゴンザレス監督は、「キューバのスポーツチームの選手は海外に遠征したときに、アメリカンドリームを追いかけてしまうんだ。チームを維持するのは難しい。チームにとって明らかに困難な状況だし、そのことについて話すことは辛い」とコメントしている。
今年の1月にはキューバの女子代表がカナダへ遠征した際、2選手が亡命をしている。