鋳造から加工、組み立てまでを一貫生産。高機能・高品質のバルブを世界に提供

理系のシゴトバ Vol.71

株式会社キッツ

実は生活に密着しているバルブ。決して外に漏れないバルブ作りのシゴトバを紹介!


■キッツ 長坂工場 技術本部 商品開発部

水道メーターやガスメーター、さらには給湯器など、一般家庭のどこにでもあるこれらの設備に必ず付いている機器、バルブ。バルブとは日本工業規格(JIS)バルブ用語によると、「流体を通したり、止めたり、制御したりするため、通路を開閉することができる可動機構をもつ機器の総称」のこと。バルブの歴史は古く、その起源は紀元前1000年ごろの古代エジプト時代に遡(さかのぼ)ります(木製コック)。そして古代ローマ時代には金属性コックが登場。このように2000年以上にも及ぶ歴史のある金属製バルブですが、日本で使われ始めたのは、1863年に紡績用ボイラーが輸入されたとき。明治に入り1885年より水道事業や都市ガス事業がスタートしたことにより、金属製バルブの国内製造が本格化、今日においては冒頭に挙げた家庭用のほか、ビルや工場の給排水設備や空気調和設備、電力および石油精製プラント、自動車・電車などの乗り物など、さまざまな設備・装置の中でバルブが使われています。そんな私たちの生活に欠かせないバルブの製造・販売を行っているのがキッツです。設立は1951年(当時の社名は北澤製作所)。現在は国内はもちろん、アジアをはじめアメリカ、ドイツ、スペインにも生産拠点や販売拠点を設け、グローバルでバルブ市場をけん引する企業として成長しています。そんなキッツ 長坂工場 技術本部 商品開発部のシゴトバを訪れました。