「株主優待」超得ガイド〜交通サービス編〜

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 株を買ったことがない人でも、金券ショップやネットオークションで航空会社や鉄道会社の「株主優待券」を買った経験がある人は多いのではないか。最近では、これらの換金性の高さに注目し、換金目的で株を購入する投資家も増えている。人気が高いのがANAの株主優待券。格安航空会社が増えたことで一時、金券ショップでの買い取り価格が下落傾向にあったが、今年の春先から再び上昇傾向にある。

 ピーク時では1万円を超える買い取り価格となり、利回りは10%以上になった。今後の価格動向は、再上場するJALの優待内容次第と見られている。

 一方の鉄道会社はいずれも最低投資金額が高め。路線数が多く、エリアの広いJR各社は特に高めだが、JR西日本は割引率が50%とずば抜けて高く(JR東日本は20%、JR東海は10%)、営業路線圏内に在住し、資金に余裕のある人にはオススメだろう。

●全日空
最低投資金額18万1000円。権利確定月/3月末日・9月末日。株価(売買単位)/181円(1000株)。片道1区間搭乗時の普通運賃が50%割引となる株主優待券が半期ごとに、1000株以上の保有で1枚もらえる。したがって年間では2枚もらえる。2000株以上は2枚ずつ、年間で4枚となる

●JR東日本
最低投資金額52万8000円。権利確定月/3月末日。株価(売買単位)/5280円(100株)。営業エリア内の運賃・料金割引券が100株以上、100株ごとに1枚ずつもらえる。1枚で2割引きとなり、4割引き(2枚使用)までが限度。他割引との重複適用不可。1年間有効。メトロポリタンホテルズ宿泊など割引券3枚も。

●JR西日本
最低投資金額34万8500円。権利確定月/3月末日。株価(売買単位)/3485円(100株)。営業エリア内の運賃・料金割引券が100株以上、100株ごとに1枚ずつもらえる。1枚で5割引きとなり、2枚以上の同時使用は不可。1年間有効。JR西日本ホテルズや提携ホテルの割引券、ジェイアール京都伊勢丹のお買い物優待券も。

●東武鉄道
最低投資金額42万9000円。権利確定月/3月末日・9 月末日。株価(売買単位)/429円(1000株)。1000株以上は、東武動物公園入園料無料券5枚、東武ワールドスクウェア入園料割引券5枚、東武百貨店お買い物割引券8枚など。運賃の優待は3000株以上からで、3000株で運賃無料の全線優待乗車証が半期で4枚。