観光庁が起用した謎の美少女。その正体は?(パンフレットより)

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観光庁公式ウェブサイトのトップページに、2012年9月末から「謎の」美少女キャラが登場している。

アニメ風の「萌え」絵で描かれており、ピンク色のロングへアには、ひょっこり1房だけ生えたいわゆる「アホ毛」も。「お役所」のキャラとは思えないかわいらしさだ。リンク先の内容から、「観光地域経済調査」なるものをPRしているらしいことはわかるが、それ以上の情報は何もない。彼女はいったい何者なのか。

初の試み「観光地域経済調査」をPR

その正体を探るためには、彼女がアピールしている「観光地域経済調査」について知る必要があるようだ。

これは観光庁が「観光産業の実態」や、「地域経済に及ぼす効果」などを知るために、今回初めて実施するものだ。全国の「観光地点が存在する地域」から抽出した904地域で、宿泊・飲食・旅客輸送・旅行業など観光産業に関わる約10万事業所を対象に調査を行う。

「観光」を切り口としたこうした調査は初の試みで、業種ごとに観光需要による売り上げを集計することが可能になる。自治体別ではなく、観光を軸に「地域」別で集計を行うのもこれまでにない特徴で、「より効果的で無駄のない観光政策」(観光庁担当者)の実現を目指す。結果は2013年度以降、観光庁ウェブサイトで順次公開し、事業者側にも活用してもらうという。

イラストは漫画家のビブオさん、名前は…

こうした高い目標を持った調査ではあるのだが、初の試みでもあり、一般の人にはどうしてもとっつきづらい印象がある。

そういったわけで「少しでも親しみや興味を」との考えから採用されたのが、今回のキャラクターだ。ウェブサイトのほか、パンフレットなどで現在その魅力を振りまいている。

イラストを手がけたのは、『シャンハイチャーリー』(小学館)などの作品がある漫画家・ビブオさん。キャラの名前は、今のところ「とくにありません」(同担当者)とのことだった。

記者個人としては、彼女のさらなる活躍を期待したいところだが……。