『赤い高梁』(莫言著・井口晃訳、岩波現代文庫)

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日本の読書界に、ちょっとした「莫言フィーバー」が起きている。ノーベル文学賞受賞が2012年10月11日発表された莫言氏の著書が、相次いで大手通販サイト・Amazon(アマゾン)などの売れ行き上位にランクインしているのだ。

「紅いコーリャン」原作が1番人気

中でも人気なのが、莫言氏の代表作『赤い高梁』(井口晃訳、岩波現代文庫、1092円)だ。チャン・イーモウ監督による映画版「紅いコーリャン」が日本でも知られていることもあってかその人気は群を抜いており、アマゾンランキングは書籍部門総合3位まで上昇している(12日午後現在、以下同)。

このほか、『白檀の刑〈上〉』(吉田富夫訳、中公文庫、1150円)も79位、『牛 築路』(菱沼彬晃訳、岩波現代文庫、1281円)が100位などそれぞれ圏外から急伸、中国文学関連のランキング上位を独占中だ。在庫切れ状態の本も散見される。

セブンネットショッピング、楽天ブックスなどの各通販サイトでも文庫部門上位に『赤い高梁』が入ったが(セブン6位、楽天19位)、現在ともに品切れとなっている。