福島県いわき市は、市役所内に「見せます!いわき情報局 見せる課」(通称・見せる課)を開設した。いわき市役所内の部局を横断したプロジェクト組織で、同市内の農林水産業・観光業の復興に加え、風評被害対策を目的に2012年10月1日から始動した。

2年目迎えた「いわき見える化プロジェクト」

いわき市は、2011年10月1日から1年間、「いわき農作物見える化プロジェクト"見せます!いわき"」を実施。食の安心安全を消費者自らに判断してもらおうと、インターネットのウェブサイト「見せます!いわき情報局」などを通じて農作物や農地、水道水、大気中の放射線量を継続的に公表してきた。市内の農業者ら約1000人が一か所に集まって「見せます!いわき」とプロジェクト開始を宣言するテレビCMも大きな注目を集めた。

「見せる課」の設置はプロジェクト2年目の目玉事業。同課は農作物だけでなく、海産物や観光まで「見せます!」の対象範囲を拡大して、放射性物質の検査結果や復興への取り組みなどをPRしていく。