また、トルコでは「はい」と返事する場合は頭を下に振り、「いいえ」と返事する場合は頭を上に振る習慣があるという。

どちらの場合も、小さく舌打ちをするのが一般的とされ、同局はトルコの慣習を事前に学ぶことを観光客に推奨している。

イベントで紹介された名所のひとつであるカッパドキアは、岩石地帯として有名である。

その広さは約100キロ平方メートル。

洪水が起こった際に流れた水が柔らかい溶岩を削り、地層がむき出しになった結果、円すい型やキノコ型の奇岩が生成されるようになったという。

1985年には、世界遺産に登録された。

現地では、カッパドキア気球ツアーなども開催され、低飛行で岩の形を眺めたり、300メートル上空まで飛び地平線のかなたを見ることなどもできる。

アラスカ州政府観光局は、アラスカの大自然をイベントで紹介した。

アラスカ州は、アメリカ合衆国の最北にある国内最大の州。

1867年に当時のロシア帝国から買収したもの。

人口はおよそ70万人と言われ、ジュノー市を州都とする。

また、人口密度最小の州でもあるという。

国道が少なく、飛行機が重要な移動手段として用いられているため、50〜60人に一人がパイロットのライセンスを持っているといわれる。

イベントで紹介されたのは、アラスカ州南部にあるグレイシャー・ベイ国立公園。

湾には巨大な氷河があり、大きなものでは高さ80メートル、幅3キロメートルにもなるという。

クマやクジラ、水鳥やシカといった野生生物が多く住んでいる。

東武鉄道が筆頭株主となる東京スカイツリー株式会社はスカイツリーを模したイベントブースで、ツリーとその周辺の観光情報を紹介した。

東京スカイツリーは、5月22日にグラウンドオープンした電波塔。

ツリー内部には、観光施設やオフィスビルが併設されている。

天望デッキまでの40人乗りのエレベーターは、分速600メートルで、その速度は国内でトップ。

万一エレベーターが停止した場合のために階段が設けられているが、天望回廊まではなんと2,523段もあるという(東京タワーは600段)。

ブースの中には、スカイツリーから眺めることができる東京のパノラマ写真が展示された。

高さ634メートルを誇るタワーならではの絶景だ。

また、イベントでは東京スカイツリー周辺の下町マップが配られた。

招き猫発祥とされる「今戸神社」や、なでれば病気が治るという「撫で牛」で有名な「牛嶋神社」、桜の名所である「隅田公園」や「アサヒビール本社」、浅草の「雷門」や、テニス場、屋外プールなどのある「錦糸公園」などが載っており、スカイツリーの後には周辺の観光を存分に楽しむことができる。