また、ブースにはモンゴルの家である「ゲル」が展示され、自由に中に入ることができた。

ゲルとは、モンゴル高原に住む遊牧民のための移動式の家のこと。

羊の毛などでできたフェルトで屋根や壁が作られているという。

寒さが厳しいときにはフェルトを二重にし、夏の暑い際には床の部分のフェルトをめくり、風を通すことができるという。

ラスベガス観光局は、カジノやリゾートホテルなどを紹介した。

ラスベガスは、アメリカ合衆国ネバダ州にあるカジノで有名な都市。

日本との時差は約マイナス17時間。

砂漠気候であるため夏は非常に暑く、40℃を超える日も多いという。

また、カジノの他に、ホテルも人気の観光名所となっている。

ラスベガスのホテルには変わったデザインのものが多く、エッフェル塔を再現したものや、巨大ピラミッドの形をしたホテル、水の都ベニスを再現しホテル内部に川が流れ、ゴンドラで移動するといったホテルがあるという。

イベントではラスベガスの夜景も紹介され、ブースにはパノラマ写真が飾られた。

近頃ではヘリコプターでの夜景観光も人気があり、多くの観光客が空からラスベガスの景色を楽しむという。

スペイン政府観光局は、スペインの遺跡や建築物、グルメ情報や美術館を紹介した。

スペイン王国は、ヨーロッパの南西部に位置する国で、マドリードを首都とする。

日本の約1.3倍の国土を保有し、人口は約4,700万人。

国民の約7割がカトリック教徒といわれている。

食事は一日に5回あり、朝7時ごろに簡単な朝食、11時ごろに間食としてボカディージョ(スペインのサンドイッチ)を食べ、14時に昼食、5時ごろに間食としてワインと簡単なつまみを食べ、22時以降に夕食をとるという。

イベントで紹介された名所のひとつであるトレド大聖堂は、首都マドリードの南に位置するゴシック式の大聖堂。

スペインのカトリックの総本山と呼ばれている寺院で、1986年には寺院を含む市街全域が世界遺産に登録された。

ロシア政府観光局は、ロシアの経済や政治状況、伝統的な修道院や音楽団などの紹介を行った。

ロシア連邦は、ユーラシア大陸北部に位置し、モスクワを首都とする共和制の国家。

世界最大の領土を持つ。

日本との時差はマイナス約5時間で、最も難しい言語のひとつとされるロシア語を公用語としている。

大聖堂や修道院など歴史のある建造物が多く残っており、数多くの観光客が例年訪れる。

総菜パンの「ピロシキ」や肉と野菜を煮込んだスープ「ボルシチ」などのロシア料理が有名。

紹介された都市のひとつであるサンクトペテルブルグは、かつてのロシア帝国の首都であった都市。

ソ連時代にはレニングラードの名で知られており、モスクワに次ぐロシア第二の都市である。

真冬には最低気温がマイナス30℃を下回ることもあるという。

サンクトペテルブルグには「デカブリスト広場」と呼ばれる名所があり、デカブリストの乱を記念して作られた。

デカブリストの乱とは、1825年に圧政を強いるロマノフ王朝に対して青年貴族らが蜂起した乱のこと。

ロシアの新婚カップルが、記念撮影をする名所にもなっているという。

トルコ政府観光局は、トルコの洞窟ホテルやろくろ体験、トルコ伝統のカーペットを紹介した。

トルコ共和国は、アジアとヨーロッパにまたがる国で、首都はアンカラ。

日本の約2倍の面積を有し、トルコ語を公用語としている。

国民の大部分がイスラム教徒。

日本との時差は約マイナス7時間。

トルコでは、人前で鼻をかむことが非常に失礼となるため、観光客は特に注意が必要。

レストランなど公共の場にいる場合は、必ず席をはずし、トイレなどで静かにかむ必要があるという。