「海ほたるPA」でイベント、”アクアライン探検隊”や海保巡視艇の”乗船体験”

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東京湾アクアラインの海ほたるPAにおいて、8月9日に「2012サマーフェスティバルin海ほたる」が開催された。

このイベントは、NEXCO東日本と東京湾横断道路株式会社が、利用者への日ごろの感謝と夏休みのドライブを楽しんでもらおうと毎年実施していて今年で6回目を迎えた。

なんといっても人気だったのが、子どもの夏休みの自由研究や大人も楽しめる社会見学で好評の「アクアライン探検隊」。

またそのほかに、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県の五県に加えてNEXCO東日本のマスコットキャラクターが勢揃いしての交通安全や即席のご当地物産展をはじめ、海上保安庁巡視艇の乗船体験、海上自衛隊特殊艇の船内見学会など内容盛りだくさん。

晴天に恵まれ暑さにも負けない熱気に包まれた「アクアライン探検隊」を中心に、当日の様子をお伝えしたい。

「アクアライン探検隊」は、通常では立ち入ることができないトンネル内の緊急避難通路を探検できるツアーで、毎年募集定員の10倍を超えるほどの人気を誇るイベントだ。

今年は開通15周年を記念して、海上保安庁の巡視艇「あわなみ」に乗船して周遊する海上からのコースと、海ほたるPAに停泊中の海上自衛隊特務艇「はしだて」の船内を見学できるコースの豪華2本立てが用意された。

応募者は8,054名にも上り、そのうち300名を招待。

倍率は27倍である。

ツアーは全12回(海上コース4回、見学コース8回)に分けて行われた。

ツアーの集合場所は資料館の「うみめがね」。

参加者に指令書が渡され、ガイドからツアーの内容や注意事項の説明を受け、いざ出発!緊急避難通路の巨大トンネルは、東京湾アクアラインの下り線のすぐ脇にあった。

普段閉鎖されているゲートを開けて一歩足を踏み入れると、暗闇の先にかすかに明かりが見える。

ガイドに誘導されて奥へと進み、緊急車両が走る避難通路を歩いて防護扉を2度通過し、目的地の避難所に到着した。

避難所は緊急避難通路へ素早く降りることができるすべり台や非常電話が設置されている。

東京湾アクアラインのトンネル内には上下線併せて66箇所が設置され、300mごとに配置されているという。

また、上部には5mごとに霧が吹く蛇口が設置されていて消火の役割を担っている。

一通り見学が終わると、120段以上の非常階段を昇って地上を目指した。

地上に出た場所は、海ほたるPAの木更津側から出発した地点から真逆の川崎側デッキだった。

ここでは、トンネルの掘削で使用されたトンネルカッターの巨大モニュメントの説明に加え、パトロールカーの体験や消火用の緊急車両を見ることができた。

指令書の謎がすべて明かされた後、海上保安庁の巡視艇「あわなみ」とご対面。

東京湾の巨大なランドマーク「風の塔」を巡って海ほたるPAに戻るルートだ。

潮風が心地よく、クルージング気分の周遊はあっという間ではあったものの、参加者はとても贅沢なひと時を体験できた。

海上には船舶が、空を見上げれば飛行機が、そして海底には車両が往来している東京湾は、類を見ない交通網の発達した海上であるとあらためて実感した。

「アクアライン探検隊」に参加できなかった人も楽しめるイベントがたくさんあった。

5F川崎側デッキでは午前中から福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県の観光情報や物産品の特別販売が開催された。

そして各県のマスコットキャラクターが観光をPR。

子どもたちと記念撮影して来場者を楽しませていた。

さらに、各地のブースからクイズが出題されたクイズラリーでは、全問正解でご当地グッズがゲットできるとあって、紙を片手に多くの人がチャレンジしていた。

また、「アクアライン探検隊」で見学できた海上自衛隊特務艇「はしだて」の船内見学を先着150名が招待された。

午後からは首都圏で活躍するミュージシャンがサンセットライブを開催。

そしてイベントの締めくくりとして来場者を釘付けにした花火大会は、東京湾の夜空をバックに音楽に合わせて3,700発の花火が打ち上げられた。

海ほたるから打ち上げるので、何も遮るものがないパノラマビューから見る花火は思わず手を伸ばしたくなるくらいの迫力だった。

一日居ても飽きないさまざまな演出は、誰もが最高の思い出になったに違いない。