イタリア王家の末裔(まつえい)で、映画監督でもあるタオ・ラスポリと結婚していたという過去を持つオリヴィア・ワイルド(28)。と言うとなんだかグレース・ケリーのようだが、時は今2012年、時代も行動も違う。去年プリンス・タオとは離婚して、現在俳優・コメディアンのジェイソン・サダイキス(37)と交際中の彼女は、昨夜(現地時間8日)のイベントで、「自分の性器(ヴァギナ)について語り過ぎ!」と言われてしまった。

「『ヴァギナ・モノローグス※』のオリヴィア・ワイルド版!?」と<Huffington Post>に報じられた彼女の告白スピーチが飛び出したのは、米『グラマー/Glamour』誌が主催した「These Girls」打ち上げパーティーでのこと。ニューヨークのJoe's Pubで行われたこのイベントには他にも、アメリカ・フェレーラ、ラシダ・ジョーンズ、エイミー・ポーラー、さらにアレクサ・チャンなどが参加していた。

恋人のジェイソン・サダイキスも観客の中にいる状況で、オリヴィアは、タオ王子との8年間の結婚生活が終わったと感じた頃には「自分のヴァギナが死んだように思えたわ」と語った。

「スイッチはオフ。灯りは消えて...。クリスマスディナーの席で親戚に『何もかもうまくいってるわ』って嘘をつくことは簡単よ。でもね、自分のヴァギナに嘘はつけないわ」そこでオリヴィアは自分の女性器と会話を持った様子を演じて見せた。「彼女(ヴァギナ)が見上げて言ったの。『やっと気付いたの?』って」

オリヴィアはさらに、離婚が成立した後とても孤独だったこと、その期間に複数の男性と無意味な関係を持ってさらに寂しくなり、「ソフトな類いのレズビアン関係」を検討したことなども明かした。だがその後ジェイソンと出会い、「幸せに、希望に満ちて、ワイルドに」恋に落ちたのだという。

2人の関係がどれだけうまくいっているのか例として彼女は、「私たちがセックスする時は、ケニヤのマラソンランナーみたいよ」とまでのろけた(?)。


その後オリヴィアは、「オリヴィア・ランド」という、彼女の理想の恋愛ユートピアを説明した。

「オリヴィア・ランドではね、合法的に恋愛は7年間しかできないの、更新のオプションはなしで。そうしたら、新鮮さを失うってことがないでしょ。もし7年しかないって分かってたら、どうなるか想像できる?お互いすごく優しくしあって、感謝して、熱中すると思うの、とんでもなく高価なパスタを食べてるみたいに!それに、『この人とずっとこれから一緒で、ベッドパートナーは1人だけなのか』って思うおそれもないから、オリヴィア・ランドでは浮気も減るわ。...子供の問題があるけど。面白くなってきたわね。」

「オリヴィア・ランドでは、子供達は7歳になったら全寮制の学校に行けばいいんだわ。ハリー・ポッターみたいに!」

さらにオリヴィア・ランドでは、「衛生的でペディキュアのように安価な」売春を合法化し、「そのムードじゃない」パートナーがいた場合、欲求を満たすのを簡単にするのだそうだ。それでさらに浮気をしようという人が減るとか。(誰が売春婦になるかが問題だと思うが...。)

「オリヴィア・ランドでは、路地はダークチョコレートで舗装されていて、むだ毛や生理痛なんてないの」

...なんていい所なのだろう。イベントを終えた後オリヴィアは、このユートピアに住みたいのは本気だが、可能でないことは分かっている、と語った。独白に関しての<Vulture>の取材に、「結局は、オリヴィア・ランドも実は理想ではない、ってことがメッセージだったのよ」と答えたという。

それでも女性のヴァギナはいつが特定のパートナーからの引き際なのか一番良く知っている、と彼女は信じているそうだ。「ヴァギナは時々死んじゃうのよ」と繰り返し、「その時、もう終わりだって分かるの。変な責任感みたいなもののために縛られて、自分が女性であることを犠牲にする理由なんてないわ。そうする女性が多すぎると思うの。」と、経験を踏まえた意見を述べたオリヴィアは最後にこう付け加えた。

「性器でものを考えるのは男性だけの特権じゃないわ。私たち(女性)は、プッシー(訳注:スラングで女性器。日常会話では使わないことをお勧めします)で考えるのよ」

非常に正直な意見でそこは好感が持てるが、<Huffington Post>では「TMI, TMI, TMI...」(Too much information:情報シェアし過ぎ!!!)と報じている。一方でコメント欄には、「彼女正直で面白くていいじゃない、何を固いことを」という意見も。あなたはどう思いますか?

※ご存知の方も多いと思いますが、『ヴァギナ・モノローグス』 (原題:The Vagina Monologues)は、アメリカのイヴ・エンスラー作ロングランヒット演劇。「ヴァギナ」は「女性器」、「モノローグス」は「独白(モノローグ)」の複数形で、200人を超える女性達へのインタビューに基き、様々な女性たちが自らの女性器について語った内容が集められて構成されています。

<オリヴィア・ワイルド、「映画で脱ぐのは女優にとってはいいこと」と語る>