あの会社の社食 (8) 毎日1,000人が利用! 東京都庁の食堂

写真拡大

今回紹介する社食は、東京・新宿にある東京都庁の職員食堂だ。

この庁舎には、第一本庁舎32階に2つ、第二本庁舎4階に2つ、あわせて4つの職員食堂がある。

第一本庁舎の2つの食堂に行ってきた。

食堂の前に立つと、入り口が左右に2つ。

ほとんど同じ造りの食堂が北と南で対称的にあるようなかたちだ。

2つの食堂は入り口が分かれているが、中ではつながっている。

食事をどちらで購入したかに関わらず、どちら側の座席も利用できるという。

どちらも席数388席で、一般の人も利用可能(昼食11時30分〜14時)。

都庁見学の人なども多く訪れ、職員と一般の利用は半々くらいという。

あわせて1,000食、多いときで1,500食ほどが出るという巨大な食堂。

全体で7,000〜8,000人ほどいる職員が休み時間に入る12時〜13時は大変混雑するそうなので、避けたほうがよさそうだ。

どちらの食堂も、32階という高層階からの眺望が魅力。

昼食以外にも軽食(14時〜16時)、喫茶(10時〜11時30分、14時〜17時)の利用ができる。

まずは、北側の食堂(東京ケータリング運営)へ。

入り口でサンプルの展示があるのでここでメニューを選んで、食券を購入する。

こちらではカレーやラーメンなど定番メニューに加えて、「スペシャルセット」(660円)や「あつあつランチ」(600円)、「ヘルシーバランスランチ」(600円)など毎日6種類の日替わりメニューがある。

季節に合わせてイベントも開催しており、取材した期間には、オリンピック日本代表選手にゆかりのメニューを提供するフェアを行っていた。

取材日は、日替わりメニューの一つ「あつあつランチ」の「東京産さくら玉子のオムライス」をいただいた。

卵は、こだわりの東京産「さくらたまご」「もみじたまご」を使用しているとのこと。

ふわふわとろとろの卵に、濃厚なデミグラスソースが絡む。

メニューは日替わりだが、このオムライスは月に1回は出る人気メニューという。

食堂では、どちらも窓からは副都心の高層ビル群が見え、北側では晴れた日には富士山、南側では東京スカイツリーも眺めることができる。

続いて、南側の食堂(西洋フード運営)へ。

こちらも入り口でサンプルを確認して、食券を購入する。

定番メニューに加えて、「おすすめメニュー」(660円)、「ヘルシー定食」(580円)など、毎日6種類の日替わりメニューが提供されている。

全国の郷土料理を提供する「味めぐり」などのイベントメニューもある。

”都庁”の名前のついた「都庁弁当」「都庁ラーメン」も人気という。

取材日はこの日の「おすすめメニュー」の「うなぎまぶし」(660円)をいただいた。

うなぎの価格が高騰している昨今、驚きのこのお値段。

たれの香りが食欲をそそるうなぎのかば焼きに、半熟卵が載せられている。

好評のため、今回が今年2回目の提供だったそうだ。

どちらの食堂でも、すべてのメニューにエネルギー、タンパク質、脂質、塩分の栄養表示をしており、健康への配慮も抜かりない。

また、「食べて応援!被災地支援!」として東北の食材を使ったメニュー提供などの取り組みも行っている。

毎日豊富なメニューを取りそろえている2つの食堂。

利用者は当日の両食堂のメニューを確認して、どちらに行くか決めることが多いそうだ。

どちらの食堂を選ぶか、迷うのも毎日の楽しみになりそうだ。