米『エスクァイア』誌恒例の「2012年最もセクシーな女性(Sexiest Woman Alive)」1位に、今年はミラ・クニス(29)が選ばれた。

ミラ・クニスは今年、かなりノッている...と言っても過言ではない。

マーク・ウォールバーグと主演した『テッド/Ted』に続き、『オズ はじまりの戦い』を始めとする数本の映画に主要な役で出演するだけでなく、アシュトン・カッチャー(34)とのロマンスも公になって順調そのもの。彼女のセクシーさを証明する必要があったわけではないけれど、ダメ押し的な究極の確証に、「最もセクシーな女性」1位に輝いた。

9歳の時から女優として働いているミラのことをエスクァイア誌は、「最も美しいだけでなく、自立した意見を持ち、おしゃべりで、面白い映画スター」 だと表現している。

<「Sexiest Woman Alive」撮影現場>
同誌11月号の表紙を飾るミラが着ているのはジーンズと...笑顔のみ。セクシーなブラックのランジェリーとサテンのシーツ以外は、あまり「衣装」のない撮影だったようだ。幸いなことに、ミラは自分をきれいに見せるのにあまり多くのものを必要としない。スッピンでも、十分いけるのを私たちは知っている。

ちなみに2011年の「最もセクシーな女性」はリアーナで、その前はミンカ・ケリーがその栄冠に輝いた。しかしこの評価で、ミラがうぬぼれたり自信過剰になったりすることはなさそうだ。『エスクァイア』誌のインタビューの中で彼女はこう言っている。

「この業界での自分の立場って、批評家が言うことや監督が言うこと、それにあの俳優が言ったこと、とかに基づいてるでしょう。それを全部信じ始めちゃうと、まわりの人間が『こうあってほしい』って思ってる自分になっちゃう。だから私は意識的に、2つの生活を別々なものにしてるの。自分の仕事は大好きよ。他のことをするなんて考えられない。でも仕事が終わったら、そこで区切っておしまい。(マスコミの)ばか騒ぎにつられて信じてたら、自分が誰か見失っちゃうから」

「セレブリティ」と言われるよりも、「仕事をしている女優(working actress)」と呼ばれたい、と言うミラ。まわりの意見を聞かないように...と言っても、彼女の演技には定評がある。この写真撮影でも、「(ここにいなくていいんだったら)スキューバしてたいな〜」と言っていたやんちゃな彼女の、引っ張りだこ状態がしばらく続くのは間違いないだろう。

<Esquire 表紙フルショット>