ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が8日、インテルのアンドレア・ストラマッチョーニ監督が7日のミラノダービー後に喜びをあらわにしたことに苦言を呈した。

「あのアツさが私は気に入らなかったね。彼は敬意を欠いたよ。だが、若いし、成長するだろう。とにかく、(マッシモ・)モラッティ会長が彼を呼んだのはよくやったよ」

また、プレツィオージ会長はダービーについてもこうコメントしている。

「長友(佑都)の退場は行き過ぎだった。でも、より損害を受けたのはミランだったね。(サミル・)ハンダノビッチへのファウルの場面はバカげていた。だが、審判を受け入れる必要がある」

一方、モラッティ会長は同日、「サラス」社の前で報道陣に対し、ダービーについて次のように話している。

「ミラン戦は士気の上で大きな勝利だ。グループと監督のクオリティーを確認してくれたね。ストラマッチョーニが(ジョゼ・)モウリーニョのよう? 彼はその能力と謙虚さを見せた。こういう成功はシーズンを変えるかもしれないものだ。ストラマッチョーニは素晴らしい仕事をしてきた。試合と選手たちをうまくコントロールしたね。新しいフォーメーションもチームを正しく後押ししている」

インテルは大きな夢を持ち始められるのだろうか?

「ユヴェントスとナポリの方が前にいる。去年の力を確立したからね。我々が彼らのレベルにあるかは分からない。我々は大きく変わったからだ」

ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督はダービーでのジャッジに苛立ちを見せていた。

「私は騒動に慣れている。特に、反対側に立って、何も言わないことに慣れているんだ」