相手の好意的反応があれば
遠慮なく「ヒッティング」!

 さて、前々回、前回と、ダジャレに対する反応がマイナス方向な場合の対処例を挙げてきましたが、今回はプラス方向の場合に転じましょう。事後処理パターン分類(2)−(b)<反応あったらさらにがっつりと盛り上げるため>を。

 周囲に爆笑が生まれたときはもちろん、クスッとしたときでもばっちり、声には出さずとも軽く微笑んで無言なんて場合ですら十分堂々たるプラス方向。好意的なレスポンスなわけですから、ここはポジティブシンキングで遠慮なく、あなたのノリをかぶせていきましょう。

 前回の(2)−(a)<相手orみんなが反応に困っているときに会話をつなぐため>のケースでは「送りバント」でした。しかし、同点で迎えた9回裏ノーアウト満塁のここは、押せ押せムード強気一辺倒で「ヒッティング」です!

 おさらいでさらに分類整理を記しておくと、(2)−(b1)<ウケた空気をさらにアオリorかぶせて盛り上げる>と、(2)−(b2)<ひざかっくん的空気なら自分のアホさを増幅して和ませる>の2パターンがあります。

 まずはオーソドックスな前者、ウケた流れを増幅させるパターンから。これはレスのうち、もっとも展開しやすい、というか、好意で迎えてくれたのだからいったんそこにあぐらをかいてヨシ。

 このイケイケな状況時は余計なことは考えず、「関連ダジャレを矢継ぎ早に放っていく」というアグレッシブな対処に尽きます! 前回の最後で説明した、「同じ目的語、加工語の、同義度ダジャレを繰り出す」と極めて似ていますが、こちらはもっと言葉自体は離れていっていい。大きなジャンルで関連していて、話題が逸れていかない程度に広く捉えてオッケーです。つまり、考えやすい。

ここから焼き肉屋で飲み会!
構造変化系、身振り系……etc

 ではいつものように実例へ進みますが、今回はより明快に比較できる例とするため、全編、焼き肉屋でオーダーするときの状況に限定していってみましょう。たくさんの例に触れることで、勢いのエッセンスを感じて、実生活の中でTPOに合わせて使っていってください。

 まず基本形。さらりと「すいませーん。じゃあまずは、カルビ真一でしょ」とかましたら、ドッときたとしましょう。ちなみにこれ、文字ヅラで読んでるだけだと特にウケそうに思えないでしょうけど、タイミングやそこにいる人との関係で意外ときたりします。軽部真一フジテレビ入社以来27年使ってる僕の実体験から、ほどほどの太鼓判を。

 ここでたとえば「リゾートと言えば、カルビ海だよね」とか「寺尾聰が歌ったカルビーの指輪好きだったなあ」と苦しみながらもカルビという目的語で続けるのは、前回書いた反応薄いときの対策。しかしここでは、レシーバー側がオープンマインドになっているので、焼き肉屋内に散らばる言葉で別のダジャレを繰り出すわけですね。

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