プライベートをどこまでさらけ出す? 職場の人とのFacebookでの付き合い方

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Facebook(フェイスブック)は2004年にハーバード大学で学生向けにサービスを開始後、2008年に日本版が公開。その後、ユーザー数は世界的に増加の一途をたどっているのは周知の事実。遠く離れた場所にいても気軽に情報を共有できるのがFacebookの魅力です。しかし、ユーザーの増大に伴い、会社関係の人とつながってしまい、言いたいことが言えなくなってしまった! という声も頻繁に耳にするようになりました。そこで今回は、社会人400人に、Facebook上での職場の人との付き合い方について尋ねてみました。

【疎遠になっていた知人とつながれる!】
今回のアンケートの回答者の中で、Facebookを利用しているという人は、62.5パーセント。利用者に、Facebookの楽しさ、便利さについて聞いてみると?

・「久々の友達と連絡をとったり会ったりできるきっかけになる」(25歳/女性/生保・損保)
・「メアドがわからなくなった友人から、結婚式二次会のご案内がメッセージで届きました!」(27歳/女性/通信)
・「自分から積極的に連絡をとらなくても、たくさんの知り合いの近況がわかるのがすごい」(25歳/男性/運輸・倉庫)

一昔前だったら二度と連絡が取れなくなっていた人と簡単につながることができるFacebookの登場は、50年後、100年後にも語り継がれる大きな出来事といっても過言ではないかもしれません。しかし、気軽に、簡単につながることができるのは、これぞ、「本名登録が基本」の醍醐味であると同時に、それゆえの弊害も......。

【職場の人とつながると、自由に発信できない!?】
Facebookユーザーに、職場の同僚と「友達」になっているか否かを尋ねると、55.4%の人が「はい」、44.6%の人が「いいえ」と回答。「はい」と答えている人のほうが若干多いものの、内心は複雑なようで──。

・「会社の同期の友達申請も受け入れたが、実際はすごく嫌。円滑な人間関係のために渋々って感じ」(26歳/女性/食品・飲料)

毎日のように顔を合わせている相手からの友達リクエストを拒否するのは、バツが悪いもの。しかし、なかにはそんなことはいとわないツワモノもいました!

・「いろいろとめんどくさいから断固拒否」(27歳/女性/情報・IT)
・「会社の人と一人でもつながると、芋づる式に連鎖するのはわかっているから、必死でつながらないようにしている。Facebookでくらい、好きなことを言いたい!」(28歳/男性/その他)

確かに! だけど、そこまで堂々と拒否できないという声が多数を占め、表面上は受け入れつつ、密かにブロックしているという人も。

・「プライベートがだだ漏れなのがイヤなので、毎度毎度公開範囲を指定しているが、正直、面倒くさいことこの上ない」(27歳/女性/マスコミ・広告)

そう、そこまでしなければならないほど、同僚や上司と「つながる」デメリットは多いのです......。

【切実な悲鳴! Facebook上の俺は俺じゃない!】
・「職場ではまだ隠している結婚の報告ができない」(23歳/女性/食品・飲料)
・「仕事上の愚痴はさすがに書き込みづらい」(25歳/女性/小売店)
・「夏休みの旅行の写真をアップしたかったのだがつい躊躇してしまった。有給を取って行っているんだし、別に後ろめたいことはないのに妙に抵抗がある。お土産も買ってきてないし」(28歳/男性/電機)
・「プライベートも充実した男! と思われたくて、ついリア充を気取ってしまう。Facebook上の俺は俺じゃない! と声を大にして言いたい」(30歳/男性/通信)
・「取引先の人にフォローされて以来、僕の投稿はつまらなくなったと友達に言われた」(25歳/男性/ソフトフェア)

長い歴史のなかで便利さにはわずらわしさが伴う事例は枚挙にいとまがありませんが、Facebookもご多分に洩れず。「同僚の意外な一面を知ることができて新鮮」という声がある半面、会社関係者に限ったことではなく、「友人からのコメントに返事をしなければならないのが面倒くさい」「全然、いいね! と思わない投稿なのに、義理で、いいね! をクリックしなければならないのが空しい」といった意見も寄せられました。Facebookに代表されるSNSは使い方次第で大きな可能性が広がるもの。さまざまな人間関係に阻まれがち、という難点をクリアして、華麗に使いこなしたいものです。
文●ジーソン(エフスタイル)
調査期間:2012/8〜9/アンケート対象:マイナビニュース会員/有効回答数:400人(ウェブログイン式)