盛り塩が逆効果になることもある?
盛り塩が逆効果になることもある?
「当たり前」と思っていると、思わぬところに落とし穴があるもの。教えて!gooより盛り塩に関する話題をお送りします。

盛り塩が逆効果になることはありますか?

質問者のboorinjpさんは、数ヵ月前からトイレに盛り塩を始めたそう。しかしその後、交通事故や家族の病気・怪我などの不運が続き「かえって逆効果なのでは」と、不安を感じてしまった様子。

盛り塩は関係あるのでしょうか…。回答者のコメントをご紹介します。

■盛り塩は引き寄せるモノ?

「盛り塩は厄を吸い取るものだったかな?あまり変えなかったりすると容量オーバーでかえって放出しちゃったりするので頻繁に変えたほうがいいみたい」(irodorusakuraさん)

盛り塩が厄を吸い取る説については、盛り塩の起源にヒントが。yuhkohさん、noname#11844さんからの回答を要約してご紹介します。

もともと盛り塩の起源は、晋の武帝が羊に車を引かせ、後宮(皇后や妃などが住む宮中奥向きの宮殿)を徘徊したことに由来すると言われています。その際、ある女官が笹の葉と塩で羊を呼び寄せ寵愛(ちょうあい)を受けたエピソードが転じて“人招き”を願って盛られるようになったとのこと。

ところが一般に、塩はケガレを祓う“浄化”のイメージが定着していますよね。引き寄せとは真逆の考え方です。どうしてなのでしょうか…。

■祓い塩とトイレの神様

「祓い塩」は神道の概念に由来するもの。盛り塩とはまた別の由来を持っています。

sophia35さんの回答からご紹介すると「大祓いの祝詞」に「人々の多くの罪は様々な神様が海に押し流して往き『遺る(のこる)罪は在らじ』と祓い清めてくれる」と記述があるのだそう。

持ち運びが難しい海水に代わって、塩が用いられたというわけです。こんな回答もありました。

「風水で『トイレに盛り塩』と言うみたいですね。でも、普通に考えてみても、何もしていない塩はただの塩ですよ」(sophia35さん)

「トイレの神様はきれい好きだそうなので(いちおうまじめにコメントしてます)、毎日トイレの神様に喜んでもらうようにきれいに保つ、便器のふたを閉めるなどを心がけるという手もありますが」(irodorusakuraさん)

人招きの盛り塩・祓い塩・風水・歌でも有名になったトイレの神様…。今は複数の塩の概念がごちゃ混ぜになってしまっているようです。

そもそも「トイレをきれいに」と言われるのは、肥溜めの時代に感染病の原因になることが多かったため。また風水で塩が用いられるのも、汚物から蒸発する水分を吸湿させる目的が発端です。そのため水洗技術が発達した現在では、汚水の水気を引き出し逆効果という説も。

続けてirodorusakuraさんからは、こんなアドバイスも。

「何かをお祀りする際、『悪いことが起きませんように』ではなく『物事が良い方向に流れていきますように』とプラスの暗示をかける言葉を使うといい」

たしかに前向きなお願いは、心も穏やかになりますね。盛り塩をされる際は“いい気”を引き入れる気持ちで、ぜひ玄関にお試しくださいね。

入江ねこ(Irie Neco)