100円台から食べられる、飛騨牛&松坂牛コロッケを食べ歩く!

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松阪牛に伊賀牛に飛騨牛など、東海エリアはブランド牛の宝庫である。

しかし、ブランド牛はすき焼きやステーキで食べるととにかく高い。

庶民には高嶺の花なのだ。

……のはずが、ブランド牛グルメは(それとは間逆なはずの)B級グルメの世界で、昔から確固たる地位を築いている。

その証拠のひとつが、高速道路のPA(パーキングエリア)で売られているブランド牛コロッケ。

確かにコロッケなら、カット余りの端切れ肉でも有効利用できるし、味のうまさは間違いない。

消費者は、手ごろな値段で一流のブランド牛を食べられるというわけだ。

ならば高速をハシゴして、ご当地ブランド牛のコロッケ巡りをしてみようではないか。

そう思い立ち、ノープランでクルマに飛び乗った。

ぱっと見は気づかなかったけれど、屋台のようなスナックコーナーで販売していた「松阪牛コロッケ」。

長さを測ると、7センチしかない。

小ぶりだ〜。

でも松阪牛だから、これくらいの値段なら妥当な線なのかな。

ぱっと割ってみると、ジャガイモの中にほのかに確認できる松阪牛のミンチ(笑)。

ひと口目の感想は「しょうゆの味がきいてるなあ」。

でもこの味は、もっと違う言い方がある。

なんだろう…すき焼き? いや違う。

そうだ、肉じゃがの味だ。

しっかり味がしみてるから、サイズは小さいけれどなんとも食べごたえがある。

続いて向かったのは亀山PA。

屋台風の店舗には、「松阪牛コロッケ」(1個200円)と「松阪牛コロッケバーガー」(380円)が販売されていたので、後者を食すことに。

看板には「店長のこだわりが生んだ一品」とある。

早速注文したところ、気のいい感じのマスター(多分)が作ってくれたそれは、見た目は何ともボリューミー。

松阪牛のミンチとジャガイモだけから作ったコロッケをキャベツとレタスで挟み、それをバンズで包み込んでいる。

さて、味はどうだろう。

食べてみると意外とあっさり風味。

もう少しインパクトあってもよいのでは? という感じ。

しかし、野菜たっぷりで栄養バランスがいいのはうれしい。

ヘルシーで、カロリーが気になる人には特におすすめだ。

お次は川島ハイウェイオアシス。

ここのパーキングエリアは少々特殊で、水族館やら観覧車やらが一緒になっている複合施設。

ちなみに一般道からも入場できる。

コロッケはどこにあるんだろうと探してみたら、おしゃれなカフェレストラン「こむぎ」で販売されていた。

松阪牛バーガーに比べたら少しだけリーズナブルか。

ずらり並んだ自家製ブレッドと同じ棚に並んでいるので、作りたてでないと温かくない。

長さは8.5センチほどか。

食感はというと、パン粉が粗いためサクサク感が楽しい。

味はライトで、「冷めてもおいしい」ことを意識して作られていることが分かる。

さて、ダッシュでブランド牛コロッケを食べ比べてみた感想。

どうやら、コロッケは全体のバランスで味が決まるようだ。

値段うんぬんではない。

つまり、好みの味は自分で見つけるのが一番だということ。

高速道のPA での食事やおやつは、「旅の思い出」にもなる。

ここがお取り寄せグルメとは決定的に違うところ。

クルマに同乗してきた人や、そこで出会った人との会話や景色も楽しむことで、よりおいしく感じられることだってあるだろう。

さて、以下は番外編。

東名阪道の中ではピカイチに豪華な「御在所(ございしょ)サービスエリア」に立ち寄ったところ、何やら変わったご当地コロッケバーガーを発見。

それが「トンテキコロッケ」(1個250円)だ。

三重県四日市市のご当地グルメ「四日市トンテキ」をコロッケにしたもので、ルール違反だけどインパクト大だったのであえて紹介(何しろ、牛じゃなくて豚だし…)。

トンテキばりにソースの味が濃い。

見た目、肉の量はそんなに多くはないけれど、食べるとなぜか肉肉しい。

どうやらミンチではなくトンテキの肉を細切れにしているようだ。

うむむ。

これからのご当地コロッケは、ビーフからポークの時代に変化するかも!?