運用のタネ銭がな〜い!なら生活費を3万円絞ろう[元手を生む編]Vol.1
年金不安や少子高齢化、そのうえ景気低迷もあって日本人の将来不安は爆発寸前…。
自己防衛のためにも老後に備えての?貯蓄+資産形成〞が必要不可欠な時代になっている。
「いったい、いくらあれば大丈夫なの?」という難問解決に『ネットマネー』が総力を挙げて挑戦!
60〜80 代の老後20年間に最低限必要な「老後マネー」のつくり方を徹底究明する!

デフレ不況による給与減少で、サラリーマンの平均年収はここ10年間で50万円近くダウンし、412万円(2010年)まで落ち込んでいる。大幅な給与増が見込めない以上、老後マネーを捻出するには生活費を切り詰めるしかない。かといって苦行僧のような生活はイヤ!月3万円以上を現実的に節約できる?家計簿ダイエット〞の極意とは?

利息をカットして繰り上げ返済で
総返済額を減らず

繰り上げ返済で毎月の返済額を減額。残ったお金で運用

節約アドバイザーの丸山晴美さんは、「住宅ローン返済の鉄則は、とにかく元本部分を減らすことです。余裕資金があるなら、まずは繰り上げ返済に充てるのが、?最大の運用〞になるはずです」と話す。

繰り上げ返済には、返済額軽減型と期間短縮型の2タイプがあり、おトク度が高いのは月々の返済額を維持して、返済期間を短くするほうだ。

40代なら、ローン残高がかなり残っているはずなので、100万円でも期間短縮型で返済すれば利息分を数百万円カットできることもあります」

とはいえ、「お金を貯める→期間短縮」ばかり考えて、食費をカットしたり、旅行を諦めたりするのは、つらくもある。

「確かに繰り上げ返済による期間短縮を意識しすぎて、逆に生活費に困るケースもあります。返済額軽減型でもローン残高は減りますし、毎月の返済額が減った分で運用するのもアリ。いずれにしても、住宅ローンの返済は定年までに終わらせましょう」(丸山さん)


チリツモだけど9月から電気代アップ。
水道光熱・通信費にメス

省エネ冷蔵庫、お風呂の入り方見直しで月2万円!

東京電力管内では、この9月1日から電気料金が平均8.46%も値上がりした。標準家庭で年間4300円強の負担が増えることになる。

「値上げに負けないためにも、水道光熱費の見直しを考えましょう。まずは消費電力が大きい冷蔵庫やクーラーを最新の省エネ製品に替えることで年間3万円、月当たり2500円の電気代節約を目指しましょう。契約アンペア数を落とすと基本料金に減額効果があるのも?お約束〞です(※.1)」と丸山さん。さらに注意したいのがお風呂の入り方だ。

「お風呂1回で使う水の量は200リットル。ガス使用量も、実はお風呂のお湯を沸かすのに使う分が一番多いんです。熱効率のいい給湯式でお湯をためて家族が続けて入り、ためた水で温まってから体を洗うなど、なるべく余分なお湯を使わないことが水道代、ガス代節約の第一歩です」

プロパンガスを使っている場合は業者に値下げ交渉をしたり、また割高な光通信をADSLに変えるなど、通信費まで見直すことで「月間2万円の節約はかなり大変ですが、達成できそうかも」

フレッツ「ミルエネ」 ⇒ http://flets.com/eco/miruene/

しんきゅうさん ⇒ http://shinkyusan.com/

丸山晴美
節約アドバイザー

FPとしてもメディアで大活躍。26歳でマンション購入資金600万円を貯金。近著に『ちゃっかりしっかり節約術』(マガジンハウス)がある。


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この記事は「WEBネットマネー2012年11月号」に掲載されたものです。